便器を外して排水管を覗くと黒いデロデロの物体が詰まってた！

大阪市都島区善源寺町より【トイレ詰まりで行ってローポンプ作業をしてみると抜けないから便器を外してみたら排水管の立ち上がり部分に黒いデロデロの物体が詰まってた】って依頼が舞い込んできました。

もう少し詳しく言うと【ＨＩ管を突っ込んだらドンドン閉塞してきたんで山川設備さん助けて下さい！】って事で同業他社様から応援依頼を頂きました。

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

まずは状況確認から

【到着時の状況 トイレ詰まり】

現場に到着すると既に便器は外されており(外したままで待っててって言ってた)すぐ側にＨＩ管も置いてありました。

どうやら前日の依頼で薬剤を入れて様子見してたらしいんだが全く状況変わらずで便器を外したそうです。

旦那様が糖尿病の薬を飲んでるって事で同業他社様は『普段、山川設備さんが言ってるのがこれか…』って連絡してきて下さいました。

【排水管完全閉塞】

排水アジャスターからＨＩ管を突っ込んで剝がそうとしたらドンドン閉塞してビビったそうです。

マンションの１階なんですが外の排水桝から引きずり出せるなら問題ありませんが身動き取れん様になったら非常にマズい事になります。

電話で相談を受けたんですが硬さが分からなかったんで『行くからもう触らんで下さい！』って言って応援に駆け付けた訳です。

フレックスシャフトＫ９－２０４

【フレックスシャフトＫ９－２０４】

そんな訳でフレックスシャフトＫ９－２０４を使ってバクテリアの塊を崩す事にしました。

細かく砕いて流し込むかザックリ崩して搔き出すか２つに１つです。

【通管作業の様子】

今回は初めての現場だったんで慎重にちょっと崩しては引きずり出すって方法を採用しました。

全部を押し込むのはかなり危険やと判断しました。

搔き出したデロデロの物体

【バケツに取り出した異物】

こんな感じでバケツに黒いデロデロの物体移して行きます。

硬さ的にまだまだ硬くなるんですが今回は０から１００で言えば６０くらいの硬さでした。

糖尿病の薬を飲んでいる人が起こしたトイレ詰まりの現場でよく見掛けられるいわゆるクロってヤツです。

柔らかい間はローポンプ作業でも押し切れるんですがドンドン閉塞しますからいずれ高圧洗浄かフレックスシャフトで除去するしかありません。

まとめ

そんな訳でいかがでしたか？

今回は同業他社様が便器を外してくれてたんで楽でしたが通常だとローポンプ作業して便器外してフレックスシャフトで通管作業って流れになります。

全部を完全に除去しても早い家なら３ヶ月で同じ状況になってるんで出来たら薬を止めたらって思います。

ってか、薬を服用せなアカンまでになったらダメです。

現場からは以上です。