TOTO SH232BA トイレタンクチェーン破損の為、修理対応をお願い致します
和泉市富秋町より【TOTO SH232BA トイレタンクチェーン破損の為、修理対応をお願い致します】って依頼が舞い込んできました。
昨日の夜に連絡が来てたんですが予定がパンパンでやんわりとお断りしたら今日の朝一でって事になりました。
現場に到着すると担当者様から『トイレタンクの故障と便座の故障です』って聞いてない事も聞かされます。
一応、最悪の場合に備えてたまたま山川設備の事務所に置いてたTOTO SH232BA積んだんでトイレタンクは丸ごと交換する事も可能でした。
では、この現場がどんな現場やったんか詳しく解説していきます。
まずは状況確認から
現場に到着するとトイレは言ってる通りなんですが流すのはリモコンで流すタイプにカスタマイズされてました。
この時点で『ハイハイ、いつものパターンのヤツね』って理解出来ます。
そう、このリモコンって後付けタイプなんですが結構見掛ける事案となってます。
トイレの品番確認
トイレの品番確認をすると依頼内容にもあった様にTOTO SH232BAで間違いありませんでした。
便器の品番はTOTO CS232Bだったんで200芯です。
何で便器の品番まで確認したかと言うといつもの癖です。
トイレタンクの中の確認
トイレタンクのレバーの固定が緩いのと操作をしても全く水が流れなかったんで蓋を開けて確認します。
内蓋を外すと分割されているトイレタンクレバーが真ん中で外れてました。
367なんかにも多く見られるいつものパターンです。
これ、癖になると直しても直しても外れるんで何度も繰り返し外れたら部品の交換が良いと思います。
トイレタンクレバーの固定
まずはレバーを分解していきます。パチンとハメてるだけなんでコツさえ知ってれば簡単に外せます。
緑の部材はプラスドライバーを使って外します。
緑の部材を外すとナットが出てきます。
後はモンキーを使って締め込めばトイレタンクのレバーは固定出来ます。
レバーの修理
まずは周りの邪魔な物を外してレバーから部材を外します。
次に排水弁側にその部材を取り付け直します。
レバーを繋ぐ前に先に黒いカバーを取り付けます。
後は部材とレバーを接続してピンで止めます。
ここで止水栓を開栓して通水テストをして水漏れが無いかとレバーの動きを確認します。
この時点でレバーが簡単に外れる様ならユニットごと交換にするんですが…
温水洗浄便座の固定
パナソニックの温水洗浄便座やったんですがスライド式やったんで一旦外しときます。
ベースプレートの固定緩んでいただけなんで便器の裏側からナットを締めて固定します。
便座も固定出来たんでこれで作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
このリモコンレバーの不具合は結構ある事案なんでユニットを車に積んどこうかなって思ってるんですが積んだら積んだでその依頼が来なくなるんで二の足を踏んでるんです。
現場からは以上です。
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