大阪市福島区大開より【部屋の通路から異臭がする 下水くさい刺激臭が床下から臭ってる】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【部屋の大改装をする前は和式のトイレがあった場所でリフォーム会社が排水管を塞いでないんじゃないかと思う】との事です。
話を聞けば聞くほど『それがホンマなら排水管にキャップしてないんじゃ?』って感じです。
まずは状況確認から
現場に到着して管理会社の社長様と合流しました。話を聞いてる限りでは管理会社の社長様も今日来て今日呼ばれたっぽいです。
大改装をした時の和式便器の写真を見せられて『ここにあった和式便器を撤去して排水管は別で引いたから殺してる(塞いでる)ハズやねんけど』って感じです。
とりあえず排水管が外に露出配管されてたんで『アレが何々、これが何々…』って感じで排水経路の確認をして行きます。
玄関側の配管と裏の配管
玄関側の配管か4階のみの配管っぽく裏の配管は4階までの各配管の様に見えます。
って事は4階の汚水管を使っていなくても3階2階1階の汚水管の臭いは繋がってるんでしてきます。
後は、殺した配管をちゃんとキャップ出来てるのか否か?
廊下の床を開口解体
金額の話やら一切してこないんでずっと話を聞いてるだけで何もせんかったんですが施主様が『お金はちゃんと払う』って言ってはったんで丸ノコがある事を告白しました。
とりあえず和式便器があったっぽい箇所を開口したんですが土間排水口は出てきたけど汚水管は出て来ず。
隙間を覗くと汚水管が見えたんで更に開口部を広げました。
開口部を広げると汚水管が出てきたんですが開口前の予想通りガムテープで蓋をしてる状態でした。
これ、その場はいいですが年数が経つとガムテープやビニールテープはカピカピになるから割れて隙間が出来て臭いが上がってくる様になります。
また、土間排水口にはトイレットペーパーが詰め込まれていて密封すら出来てない状態でした。
この通路のちょっと離れた場所にはキッチンの跡もあるんで恐らくなんですがそこもちゃんとキャップをしてるとは思えません。
となるとそこも開口解体をしていかなアカンと思うんですが管理会社の社長様は『後はやっとくわ』って言ってその場では開口しませんでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?排水管をビニールテープやガムテープで蓋をしたつもりだったんでしょうがそんなもんでは臭いは止まりません。
とは言え臭いの可能性が高いだけでぶっちゃけ自分は最初から最後まで臭いなんか気になりませんでした(苦笑)
現場からは以上です。
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