奈良市芝辻町より【5階廊下カーペット水漏れ 6階からの階下漏水】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【6階パイプシャフト内の給水(お湯)からの水漏れが5階まで伝わっているとの事です。出来るだけ急ぎ、ご対応よろしくお願いいたします。】との事です。
漏れてる箇所はほぼほぼ特定したんですが材料が無く断念しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは5階の状況確認から
連絡が入った時には『パイプシャフト内の配管の材料なんて持ってないから他の人に頼んだ方が良い』ってお伝えしたんですが(やんわりと断っている)奈良は誰も行ってくれないんかもう職人さんに相手されてないんかゴリゴリ押し切られます。
現場にて到着するとなるほど5階の廊下のカーペットが水浸しになっていました。
依頼内容にもある様にパイプシャフト内ってキーワードが出てきてたんで確認をします。
パイプシャフト内の状況
早速5階のパイプシャフト内の状況を確認すると底に水が溜まってる状態で上からボタボタ水漏れがありました。
ひょっとしたらここにも水漏れがあるかもしれませんが【水漏れ修理は上から】の原則通りに6階に移動します。
このタイミングでは『給湯銅管だったらアウトだな、フレキ管は20も13も叩けるんだけどなぁ~』って僅かな期待をしてました。
って言うのも給湯銅管は見た事がない位に太い物で継手を持ってないし即日材料なんか用意出来ませんし後日対応ならやりたくもないし…
6階のパイプシャフト内の状況
6階のパイプシャフト内の状況を確認すると水漏れしてる管はほぼほぼ出来ました。
問題は給湯銅管部分なんか否かなんですがこの時点で『絶対に給湯銅管やん…』って気付いています。
13や20だったら銅管から架橋ポリエチレン管の切り換えをしたら応急処置は出来ますが見た事が無い太さの配管だったんでこの時点で既に心は折れています。
水漏れ箇所の特定
完全に諦めムードなんですがパッと見て出張費を頂くのも気が引けたんで断熱材と被覆を外して行きます。
まっ、やると決めたからやり始めたんですが断熱材を外すのって熱い熱い(苦笑)
水漏れ箇所は異径ソケットの部分でピンホール水漏れなんですがたまたま被覆されてたんで何とか噴水は免れてるって感じでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?とあるビルで起こった漏水事件なんですが材料がないのと止水が出来ずで、行ったけど何の役にも立ちませんでした。(涙目)
屋上に上がって給湯器で止水したろかとも思ったんですがそれすら出来ませんでした。
元請けの水道メンテナンス会社の担当者様に報告して作業は終了です。現場からは以上です。
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