【新型コロナウイルス緊急事態宣言に伴う山川設備の対応について!】
奈良市押熊町より【各種水栓/ キッチン:お出汁等のお湯を溜める場所の蛇口がちゃんと閉まらず、水が出たままになります。】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【レバー式 現在止水栓で止めています。】との事です。
要約するとキッチン蛇口の水漏れって事なんですがレバー式って事なんで『混合水栓のお湯側なんか?はたまたミニセラ水栓なんか?』って思いながら現場に向かいました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは水漏れの状況確認から
現場に到着するとエリヤ別の止水栓で閉めておられ、開栓するとジャジャ漏れ状態でした。
店長さんが『ひょっとしたら簡単な作業かも知れんけどわざわざ呼んでごめんな!』って言って下さいました。
こんなちょっとした一言の言葉のセンスでやる気が出ました。
さて、パッと見てLIXILの立水栓ってのは分かったんですが、誰がやったんかレバー式にカスタマイズされてるんです。
早速レバー操作してみて『レバーも空回りしてるやん(苦笑)』って思いました。
レバー周辺の分解調査
レバー周辺を分解して調査をするとコマパッキンは完全にアウト判定でスピンドルが微妙でレバーハンドルの樹脂製のアダプターもアウト判定でした。
レバーハンドルの樹脂製のアダプターが滑ってるんで交換せなアカンのですが…
通常の緊急屋さんなら持ってないかも知れませんが山川設備は使わなかったアダプターを置いてるんで結構持っています。
後はこのスピンドルが使えるんかどうか?
スピンドルの交換を決断
本来ならばSANEIのPU36S-13ってスピンドルセットに交換する事が多いんですが今回はレバーハンドルの樹脂製アダプターの関係上LIXILのA-732-8のスピンドルセットを用意しました。
6が水用で8がお湯用って感じです。ちなみにホームセンターなんかではほとんど見掛けないスピンドルセットです(山川設備はマニアなんで数個持ってる…)
このスピンドルセットは固定コマと言われる物でスピンドルセットとコマパッキンが一体化になっています。
レバーハンドルの取り付け
固定コマのスピンドルセットを取り付けてレバーを仮付けしてから一旦通水テストをします。
通水テストの結果ポタポタ漏れすらせずピタッと水漏れは止まりました。
レバー操作も順調で問題無さそうなんで本固定をして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?全作業が済んでから店長さんに確認してもらってOKをもらい作業は終了です。
レバーハンドルの樹脂製のアダプターが滑っていなければスピンドルはおろか、本体のネジ部分も傷めるんで一瞬でもレバーやハンドルが空回りしたら修理が必要です。
簡単な作業なんでDIYでも出来ますから早目早目の修繕をお勧めします。
『簡単な作業なんだけど自信がない』って方は是非山川設備に連絡下さい。
現場からは以上です。