大阪市中央区鎗屋町より【グリストラップからの汚水逆流 12/29にドレンクリーナーでやってもらったが昨日見たらまた逆流してるので、もう一度見てほしい…】って依頼が舞い込んできました。
前回の作業からお店は開けておらず新年早々出勤してグリストラップの蓋を開けてみると汚水が逆流してたそうです。
これでこのお店のトイレの逆流じゃなくなったって感じです。
前回の作業【グリストラップから水が逆流している トイレにペーパーを置いちゃダメ】
では、この現場がどんな感じの現場だったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認
現場に到着すると前回ほどではありませんが確かにグリストラップに汚物が逆流していました。
話を聞けば『前回の作業後に田舎に帰って正月を過ごして年明けに再開する前に確認しようとしたらこの状態でした』との事です。
って事は前回トイレからペーパーを流して詰まらせたって仮説が違うって事になってします。
排水経路の再確認
地下室で排水経路の再確認してルートが間違ってない事を確認して電動フレキシロッダーCREを準備します。
グリストラップからの通管作業そのものは前回もやっててキモは押さえてるんで簡単に通管は出来ました。
問題はここまでは前回と同じ作業なんで他店の汚物が逆流する原因を特定しなきゃいけません。
って言うか、この時点でビル管理の仕事になるんですが、解消出来るならこのタイミングで解消させてやれば良いと考えました。
一応、管内カメラ調査をしたんですが動画が撮れてませんでした(号泣)
通路の掃除点検口
他店が流してる汚物が逆流してるなら他店に関与する排水管を触れば良いと考えて通路にあった掃除点検口を開けて見ました。
特にグリストラップの詰まり抜きした後なんで詰まってる様子はありません。
厨房の水道を出しっ放しにして経由するのかしないのかを含めて確認しました。
掃除点検口からの通管作業
電動フレキシロッダーCREに10mmワイヤーにブレードカッター75を突っ込んで行くと繊維質の異物が大量に取り出せました。
これが関係あるのか無いのかは分かりませんがここから20mいっぱいまで通管作業をしました。
どうやらビルの裏側に出て共同排水になってるトコまで確認は出来ましたが肝心のトコは入って行けず確認出来ませんでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?ビルの裏側の方に向かって排水管が行ってて裏側はフェンスがあって入れないから管理会社に連絡してもらう事になります。
裏側まで行けたら共同桝の状態も確認出来ると思います。
それを確認してから高圧洗浄機を使った洗管作業等の作業になると思います。
現場からは以上です。
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