大阪市北区天神橋より【厨房シンクのレバー混合水栓の水を止めてもチョロチョロ漏れる】って依頼が舞い込んできました。
最近レバー混合水栓って依頼でシングルレバー混合水栓じゃなくツーハンドル混合水栓をレバーにカスタマイズしてる現場が続いてたんで『今回もそんなんかなぁ~?』って思いながら現場に向かいました。
もし、シングルレバー混合水栓水漏れ修理だったらカートリッジを交換すりゃ良いんですが品番確認が出来なけりゃ修理も出来ません。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは水漏れの状況確認から

【到着時の状況 ジャジャ漏れ状態】
現場に到着すると台付ツーホールシングルレバー混合水栓でした。チョロチョロ漏れるって聞いてたんですがほぼほぼツーって感じで漏れてました。
パッと見はTOTOの混合水栓に見えるんですがメーカー名や品番シールは何処にもありません。
そんな場合は一旦混合水栓をバラしてカートリッジの品番確認をしに行きます。
カートリッジの品番確認

【混合水栓を分解】
まずは六角を使ってレバーを外し、次にカートリッジカバーを外せばカートリッジが出てきます。
カートリッジカバーを外すまでは持ってるカートリッジと比べて一緒やったら交換しようと思ってたんですが見た事ないカートリッジでした。

【右側から見ても】
右側から見ても品番確認出来る物はありませんでした。

【左から見ても】
また、左側から見てもカートリッジの品番確認は出来ません。
カートリッジを外してみようとしたんですが固着してて外せません。

【裏側から見ても】
このタイプの混合水栓を持ってたら強引にカートリッジを壊してでも外すんですが持ってるカートリッジが合うかどうか分からず混合水栓そのものも持ってない状況なんで無理は出来ません。
混合水栓の交換の為の調査

【混合水栓を復旧作業】
元請けの水道メンテナンス会社の担当者様に報告をしてカートリッジのぐるりを撮影してたんですが写真を管材屋さんに投げてカートリッジの品番を調べてもらうそうです。
ワテは『混合水栓そのものを交換したら良いやん』って思うんですがどうやらシブチンなのか何としてでもカートリッジの交換で済ませたいそうです。

【シンク下の取り付け部分】
シブチンなら混合水栓を諦めて立水栓を2つ並べればランニングコストも抑えられるから良いと思うんですけどね(苦笑)
その立水栓をミニセラ水栓に交換しときゃ問題ないと思います。
まとめ

【作業後の写真】
そんな訳でいかがでしたか?シングルレバー混合水栓の水漏れ修理はカートリッジの交換で直りますがカートリッジの品番が分からなければ代替品も分かりません。
恐らくTOTOのTKGG33Eのバッタもんやと思うんですが確認出来ませんでした。
本部様に混合水栓の交換で再見積りして提案するそうです。そんな事してたら今回の出張費が足枷になると思います(笑)現場からは以上です。