寝屋川市香里新町より【トイレ 3台中2台の詰まり】って依頼が舞い込んできました。
3台中3台の詰まりなら汚水管が詰まっていると判断が出来るんですが3台中2台だとたまたまどちらも同じタイミングで詰まらせたとも考えられます。
ちなみに現場に到着するまでは経験則上『汚水管の詰まりで間違いないやろ』って思っていました。この予想が当たっているのか?
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
3台ってのが女子トイレ、男子トイレ、多目的トイレって意味だったらしく何故か多目的トイレは使えてるそうです。
入店前にそれっぽい排水桝を確認すると詰まってる様子が無く夜間って事もあり他の排水桝も見付けられなかったんで中からの出来る作業を探ります。
まずは女子トイレを確認すると土間排水口から汚水が逆流して床は水浸しってパターンでした。
男子トイレも同じ様な感じで土間排水口から汚水が溢れ出し床を濡らして行きます。
これ、コロナでお客様が来ないから良いんですが通常営業だったらまあまあ殺気立ってるパターンです。
外の排水桝を確認
どない考えても汚水管が詰まってるんは間違いなさそうだったんで再度外に出て排水桝を確認します。
とりあえず一番疑わしい小口径桝を確認したんですがこれじゃなさそうでした。
開けれそうな排水桝は全て開けて確認をしたんですがこの時点で詰まってる排水桝がありません。
高圧洗浄機を使った洗管作業で疑わしい排水管を1本1本清掃しても良いんですが時間の無駄に終わる可能性もあります。
女子トイレに掃除点検口を発見
再度トイレに戻ってきてくまなく探してみると女子トイレ内に掃除点検口を発見しました。
掃除点検口の蓋も開けれて径が確認出来ました。これで便器を外す手間が減りました。
電動フレキシロッダーCREで通管作業
掃除点検口の蓋さえ開けばこっちのもんで電動フレキシロッダーCREで通管作業する事にしました。
先発に起用したのはブレードカッター57です。詰まっている物を崩しながら流し込む作戦です。
ワイヤーは10mmワイヤーを使用しています。少しずつ排水管の中を進めて行くと手応えがありそこを崩すとゴゴ―と流れて行きました。
様々な通水テスト
まずは女子トイレをジャンジャン流して行き掃除点検口の中を確認します。
問題が無さそうだったんでここで掃除点検口の蓋をします。
トイレの床に逆流してた汚物を土間排水口に流し込みながらトイレの掃除をして行きます。
掃除が終わったら土間排水口に目皿を設置して更に水をジャンジャン流して流れを確認します。
次に多めのトイレットペーパーを流す通水テストをして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
女子トイレはワテが掃除をしながら通水テストをしました。
その間に店長さんが男子トイレを掃除してくれてました。
何故、多目的トイレが無事だったのかは分かりませんが改善出来て良かったです。
現場からは以上です。
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