大阪市天王寺区上本町より【給湯器下のフレキ管より水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
こんな感じの依頼内容で実際にフレキ管が破損してるって事は滅多にありません。
フレキ管ナットからの水漏れが大半でフレキ管パッキンが劣化して水漏れをするんですが皆さんが取る行動が悪化させてるって気付いてます？
フレキ管ナットからの水漏れを発見したらフレキ管パッキンを問答無用で交換すりゃ良いんですが何故かパッキン教の信者達もフレキ管ナットの増し締めをします。
フレキ管ってツバ出ししてるんでツバの部分を傷めるとパッキン交換では水漏れが止まらなくなります。
そうとは知らずに増し締めを続けると…フレキ管そのものを傷めますよね？
ならフレキ管を交換すりゃ良いだけなんですがフレキ管の加工施工にはツバ出し器が必要です。
このツバ出し器、いくらする物かご存じない方がほとんどです（苦笑）
最近はホームセンターでもある程度の長さのフレキ管も置いてますが、飲食店の場合は足りない場合が多いです。
後、テーパーネジと平行ネジの違いも理解されてない方が多いんです。(昔は山川設備もそうだった時代があります。)
んな訳で何でフレキ管の事を長々と語ってるかと言いますと、この現場でネタになる様な話じゃなかったからです（苦笑）
後から思えば『ひょっとしてアレちゃうか？』って思う事があったので順番にこの現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
参考記事
【厨房洗い場シンクの下のフレキ管からの水漏れ修理 追加作業】(本館サイト)
まずは水漏れの状況確認から
【到着時の状況 水漏れしてない】
現場に到着して給湯器の場所に案内してもらいましたが、全く水漏れしてません。
ビルの５階だったんで巻きフレキ管やらセットハンマーやらツバ出し器にナット類も要りそうな物は全て台車に乗せてきたんですがこの給湯器、フレキ管は２０でした(大泣)
念の為にお伝えしますと通常のフレキ管は１３で２０ってなかなか見掛けません。
一応、山川設備の車の中には２０の巻きフレキ管もナットも継手類も積んでるんですが(勿論ツバ出し器も積んでる)
駄菓子菓子、給湯器の下のフレキ管は水漏れしてませんでした。
給湯器のエラー
【エラーが出てる】
タイミングを合わせて点滅を撮影したんですが全く上手く撮れてません。
温度を表示する数字が点滅してたんですが何のエラーかは調べてません。
給湯器の品番確認
【品番のシールの撮影】
給湯器の品番確認をしてると製造が新しく保証期間なんが確認出来ました。
水道メンテナンス会社経由の案件なんでその場で報告の電話をして山川設備は撤収になります。
てっきり『給湯器のエラーが出てるんで給湯器のメーカーさんに問い合わせて下さい』って案内させられるって思ってたんですが『こっちで手配しときます』って案内させられたから『あぁぁ～そう言う事なんか…』って思いました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？今思えばひょっとしたら排水管が詰まっててドレン排水が上手く行かずエラーが出たパターンかも知れません。
どちらにしても給湯器のメーカーがエラーに対して何らかの措置を取るんでそれ待ちになります。
そんな感じで給湯器ってエラー出る事あるんかなぁ～？現場からは以上です。