大阪府大阪市北区堂島より【一つしかないトイレがまた詰まった 急ぎつまり抜きをお願いします。】って依頼が舞い込んできました。
もう少し言うと【ゴミ庫の土間排水口から汚物が溢れてる】って感じです。
何度もトイレが詰まってるらしく今までも掃除点検口からドレンクリーナーを使って通管作業した業者さんも居てるらしいです。
その業者さん曰く7m位の箇所からワイヤーが進まないとの情報で、ビルの管理会社がその情報を基に管内カメラを入れたらしいんですが9mまでスッカスカで排水管は汚れてたから高圧洗浄機を使った洗管作業もしたそうです。
とりあえず現場に急行したんですが『ひょっとしたらハードな現場かも?』なんてビビりながら行った現場が肩透かしやったって話を解説して行きます。
現場に到着すると
待ってました!とばかりに奥に案内されました(苦笑)
『落ち着いていきやぁ~(笑)』
普段は靴置き場になってるらしいんですが棚を退かしてくれてました。
ちょっとピントがズレてますが水を流すと流れます。
次はトイレの状況
その足でトイレにも案内されました。ちゃんと貼り紙がありました。
特に溢れた様子もなく床は濡れてません。
関係ないけどトイレの品番
最近ハマってる品番確認(苦笑)皆さん、その下の注意書き見てます?
ちなみにTOTO SH670BAってのがトイレタンクの品番です。
更に便器の品番はCS670Bって感じです。リモデル便器じゃないっ!
トイレの流れは?
トイレットペーパーが残ってて水位が下がっててって感じやったんで『排水管のつまりか?』なんて言いながらレバーを操作すると普通に流れました(苦笑)
まっ、普通に流れてるんだからローポンプ作業の手応えもスッカスカです。
掃除点検口の確認
別に特殊工具を使わんでもしょっちゅう開けてればラジオペンチでも代用出来ます。
店舗のトイレ内にはこの様な掃除点検口があったりするんですが、掃除の度にここからホースを突っ込んで水を流すとトイレの排水管のつまり予防になります。
またトイレが詰まってスッポンで解消されない場合はこの掃除点検口から水を流して逆流するパターンやったら排水管のつまり、流れるんやったら便器に異物って判断が出来ます。
掃除点検口を覗きながらトイレを流すと掃除点検口にも返ってくるんが確認出来ました。
配管図を待ってる間に
水道メンテナンス会社経由の案件なんで配管図を送ってもらったんですが待ってる間にグリストラップの排水の向きを自分の目で確認しときました。
こんな感じでビルの周りを確認出来ないか確認しました。
地下にもトイレがあったんで汚水槽があるんやと思うんですけどねぇ~
ゴミ庫の再確認
通水テストをしてたらウォーターハンマー現象が起こりました。
排水トラップを外して通水テストを続けます。
ゴミ庫の掃除&排水トラップ清掃
ゴミ庫の掃除をして排水トラップの分解をして行きます。
ちなみに掃除ってここまでやらんとあきませんよ(笑)
自分達でやればタダなんですが業者さんにやらせると…
まあまあ綺麗になるでしょ?
溢れてた汚物は今日や昨日の物じゃない感じでした。
水も溜まるから異常無しだが棚を置いて靴置き場にしてるから水が乾けば臭いが上がります。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
何度もトイレットペーパーを流す通水テストもしましたがジャンジャン流れています。
数日以内に水道メンテナンス会社が夜間作業で各排水管を管内カメラを入れながら高圧洗浄機を使った洗管作業するそうです。
山川設備でも可能なんですが『そうですか(笑)』って言ってお任せしときました。
現場からは以上です。