各種水栓/厨房水道管:水が漏れていて蛇口を閉めても水が漏れている
大阪市天王寺区勝山より【各種水栓/厨房水道管:水が漏れていて蛇口を閉めても水が漏れている】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【水栓1箇所 下部にバルブあり。閉めても水が漏れている状態】との事です。
全体止水も視野に入れながら現場には向かったんですが、たまたまお湯の蛇口やったんで給湯器で止めました。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するとシンク下の止水栓も閉めているのにジャバジャバ水漏れしてる状況でした。
この程度の水漏れだとシンク下のバルブからフレキ管を切断して蛇口の修理も出来るんですが、やっても誰も褒めてくれないんでやりません。
給湯器の止水栓を閉める
窓から見たら給湯器があったんで外に出て給湯器の止水栓を閉める事にしました。
3台給湯器があったんで順番に閉めては開けてこの蛇口の水が止まるバルブを探しました。
これが窓から覗いても見えない場合は出たり入ったりをせなアカンのですが見えてるって素敵です。
ハンドル上部の解体撤去
ハンドル上部が空回りしてるんで『パッキン、パッキン』って騒いでるのを無視してハンドル上部を解体撤去しました。
コマパッキンはTOTOの純正品だったんですがスピンドル部分はネジ山が無くなってる状況でした。
たまに『パッキン、パッキン』ってしつこい人にはこの状況でもパッキンだけ交換して『おいっ、言われた通りにパッキン交換したけど止まらんけど、どう説明すんねんっ!プロの判断に任せるんか素人考えで行くんかハッキリせえ!』って言って黙らせるんですが当然険悪なムードになるんで最近は無視する事にしてます。
部品交換
使った部品はこの部品、SANEI製PR10A-13にコマパッキン。
ぶっちゃけ1円でも安く済ませるならスピンドルとコマパッキンだけでも良いんでしょうが厨房内の油コテコテのハンドルってなかなか外せないし、再利用しても滑って後々交換しなくちゃいけないからここはハンドルセットが大正解。
部品を取り付けて給湯器の止水栓を開栓してピタッと水漏れは止まっていました。
まっ、これで止まってなければ蛇口そのものの交換をするつもりでしたが。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
シンク下のバルブを開栓して通水テストをして水が(お湯が)ジャバジャバ出る様になりました。
一応、皆さんにお伝えしたいんですがハンドルが空回りするって扱いが荒いだけですからね。
自分が社長やったら厨房内の全員をクビにします。
もしくは触る可能性のある人をクビにします。
修理代を自分が払わんで雑に扱う人は要らんと思いますよ。
『何が原因やったん?』って言いながら蛇口をギュウギュウ閉めてる人に『お前が原因だよ』って言いたいトコですが、言うと揉めるんで苦笑いして帰りました。
現場からは以上です。