手洗い器の配管に穴が開いていて水が溢れてきている

大阪府東大阪市吉田より【従業員入口入ってすぐにある 手洗い器の配管に穴が開いていて水が溢れてきている】って依頼が舞い込んできました。

 

連絡を受けて現場に急行する間に『恐らく金属製の排水パイプに穴が開いて水漏れってパターンやろなぁ～』って予想をしてました。

 

手洗い器の金属製の排水トラップは年数が経つと経年劣化で破損すんのはしょっちゅう聞く話なんであんまり深く考えませんでした。

 

駄菓子菓子、『それ、先に言えやぁ～！』って状況が待ってました。

 

さて、山川設備がカチンときた現場の状況とは…詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着すると貼り紙があり使用禁止になってました。

 

更に貼り紙がしてあっても使う人が居てた場合の事を考えて下にバケツも置いてました。

 

 

店長さんが『見といて下さい』って通水テストを始めて『ここから水漏れしてるんです！』ってU管とキセル管の２ヶ所指を差して説明してくれました。

 

よくある排水トラップの経年劣化による破損やと思いました。

 

 

排水トラップの交換

 

 

排水トラップが破損して水漏れしたらアレコレ考えんと交換したら良いんです。

 

壁の中に排水トラップの破片が残ったんで写真を撮ってました。

 

 

ご覧の通りキセル管の根元も破損してて排水管の奥に残っていました。

 

 

邪魔になった片ツバ管も解体撤去してラジオペンチで排水管の奥に残ってた破片も除去しました。

 

 

そんな訳で排水トラップの加工施工をしました。これで終わってれば怒る場面はありません。

 

排水トラップが組みあがり通水テストをした時に事件発生しました。

 

 

 

『あれっ？詰まってるやん？』

 

 

店長への小言

 

手洗い器に水が溜まってる状況で店長を呼び付けて尋ねます。

 

『ひょっとして排水が詰まって自分達で何とかしようとして排水トラップを破損させたん？』

 

『すんません、そうなんです』ってヘラヘラしてるんを見て流石の山川設備もキレました！

 

『とりあえず手洗い器の配管からの水漏れ修理は完了してるから帰るわ！』って言ってマヂで帰ろうと思いました。

 

その辺りから何で怒られてるんか理解出来たんかして平身低頭になってきたんですがこの２度手間がめんどくさい。

 

まずメンテナンス会社経由の案件やから説明して追加作業の許可を取らんとアカン。

 

んでメンテナンス会社が本部に確認してる間は待機。

 

 

ドレンクリーナーを使って通管作業

 

 

目の前にグリストラップがあるから距離は短いとは思いながらの作業です。

 

 

せっかく施工した排水トラップをバラしてからの通管作業です。

 

 

『いやぁ～思ってた排水管からワイヤーが出てきて良かった良かった(笑)』

 

 

通水テスト

 

 

ワイヤーがグリストラップに到達したタイミングで通水テストしながらの通管作業に切り替えました。

 

 

後は出てくる水を確認しながらワイヤーを戻します。

 

戻ってくるまでの間もドレンクリーナーは回しっぱなしの通水しっ放しです。

 

 

まとめ

 

結局、写真はここまでなんですが、この後排水トラップを再施工して更に通水テストをしました。

 

排水つまりもなく、水漏れ等も無いのを確認して作業は終了です。

 

最初に『自分達で排水詰まりを抜く為に排水トラップを解体しようとして破損させました』って言ってればもっと早く修理は終わってたのに…