奈良県奈良市角振町より【グリストラップ 排水詰まり】の依頼が舞い込んできました。
この案件、山川設備的には『余計な事せんとってぇ~』って感じでした(苦笑)
グリストラップの排水管を詰まらせてしまったんは店舗さん、業者を手配したんならジッと待ってりゃ良いんですがごちゃごちゃとアレコレやって、さぁ~大変!
飲食店の排水詰まりだけでも大変やのにビルインの店舗だと更に大変!
さて、現場ではどんな感じやったんか?わらかし0円って山川設備が何故怒りまくったのか詳しく解説して行きます。
現場に到着すると…
到着しての第一声が『あっ!グリストラップを清掃したら流れる様になりました。』って軽い感じです。
早速、グリストラップを見てみると仕切り板は1枚外されトラップも外されていました。
なるほど、トラップの周りに油脂の塊が付着して閉塞したんやろうと思います。
『んで、その油脂の塊は?』って質問すると『ちゃんとかき集めてゴミ箱にすてました』って回答してきたんで『どのゴミ箱?』って追い詰めて行くと『すんません、実は排水に流しました』って口を割りました(笑)
『お前は馬鹿か?』
って、危うく言いそうになりました(苦笑)
どうします?
そもそも、到着時の第一声でイラッと来てたんで、どうやって懲らしめるか考えました。
『作業せんで良いなら帰りますがどうします?』って聞いたら『大丈夫ですかねぇ~?』って聞き返して来るから『(´・ω・`)知らんがな、すぐにアウトって分かるわ!』って厨房内にある全ての蛇口を全開にして通水テストを始めました。
ものの1分もしない内に排水詰まりは再発しました(笑)
到着時にイキってた若い人はもう何も言えなくなっていました。
代わりに到着時から終止黙っていた年長者の人が口を開きました。
『すいませんでした。謝りますから何とか営業出来る様にして下さい。』
ドレンクリーナーで通管作業
10mmのワイヤーを通して行くんですが最初の継手から手応えがあります。
『これ、どんなけの量の油脂の塊を流したんやろ?』って手応えです。
グリストラップの蓋をしてドレンクリーナーをなるべく近くに持って行って本気の通管作業をして行きます。
2つ目の継手を超えても解消せず、3つ目の継手に差し掛かり手応え感じてワイヤーを巧みに操作すると。
( ´Д`)=3 フゥ~やれやれです(苦笑)
後はじわじわとワイヤーを戻して行きながら油脂の塊を砕いて行きます。
通水テストをして行くと
しばらく通水テストをして行って排水の流れに問題がないかのチェックをします。
仕切り板を取り付け、トラップを取り付けてから年長者の人に正しいグリストラップの清掃方法をレクチャーしました。
まとめ
いかがでしたか?後から対応してくれた年長者の人が居なかったら山川設備は帰ってました(笑)
当然、すぐに再発させてたと思うんです。残って作業しといたんは正解です。
最近の若い人達は世の中を舐めてる人が多いです。
グリストラップの排水を詰まらせてしまった事は仕方ないにしても、その後の対応が悪すぎます。
この店舗の上にも店舗はありましたし、下も店舗です。
ビル全体の排水管を詰まらせてたら賠償責任問題になります。
山川設備に怒られてるなんてそれに比べたらマシって分かってくれてれば良いんですが…