電気温水器のドレン配管が詰まっている 鉄管でサビも付いている
大阪市北区天神橋より【電気温水器のドレン配管が詰まっている 鉄管でサビも付いている】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【ジェット(高圧洗浄)がダメならワイヤーで通管作業になると思うがカメラも入れてほしい】との事です。
鉄管の為、作業で管に破損等が発生しても責任は不要の上で対応希望って事だったんで対応しました。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると4人の大人が待ち受けていて状況を確認するとドレン排水のトラップがパンパかちんになっていました。
1番の元請け様から見て自分はひ孫請けになるみたいです。
賃貸マンションでオーナー様も来てて作業スペースが無いから元請け様が点検口を開けるって言い出しました。
自分はトラップだけぶった切ってくれれば良かったんですが色々あるんでしょう。
管内カメラ調査
点検口を開けてもらって2番目の元請け様が鉄管をぶった切って下さいました。
ここからは自分の出番なんですが衝撃の事実が判明しました。
何と鉄管の縦管が詰まってる事が判明しました。
ここでこの場に居た全ての大人が黙りこくってしまいました。
フレックスシャフトK9-102で通管作業
ドレンクリーナーで通管作業してからにするか迷いましたがフレックスシャフトK9-102で通管作業する事にしました。
理由は簡単で一刻も早くこの現場を立ち去りたかったからです。
こんな場合でもブレずにこのチェーンノッカーに全てを託します。
まっ、今まで鉄管を破った事はありませんがね。
通水テストをしながら
詰まりそのものは比較的近くで抜けたんですが管閉塞が酷かったんで通水テストをしながら錆を落として行きました。
チョロっと流しては崩し…
ある程度の水量が確保出来る様に慎重にサビを落として行きました。
排水経路の確認
ジャンジャン水が流れる状態を作って監督さんに何処までやるんかを尋ねると『ある程度で良い、排水経路の確認してくれ』って言われたんでカンツールタブレットでの配管経路の確認する事にしました。
合流桝のどの配管から流れてくるのかも分かったんでここからも高圧洗浄をすりゃ完璧です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
元請け様がオーナー様に鉄管の切り換え工事をお勧めしてましたがどうだろ?
自分は次の現場があったんで鉄管の接続も見ずに撤収しました。
現場からは以上です。