厨房排水詰まり 排水溝とグリストラップまでの排水管が詰まってた
大阪市天王寺区より【厨房排水詰まり】って依頼が山川設備に舞い込んできました。
そこそこ大きな施設だったんで『詰まってる箇所によっては難儀するなぁ~』って思ってたんですが厨房で働いている方達のお陰で排水経路の確認は簡単でした。
ただ、中から通管するのか外から通管するのかの判断を誤り2時間半掛ったのは誤算でした。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると店内にある排水溝が詰まって厨房が沼となったそうです。
6日には定期清掃があるそうなんですが『それまで待ってられへん!』っとなったそうです。
バケツで汲み出して外のグリストラップに捨ててたそうです。
外にあるグリストラップの確認をすると生きてたんで(詰まっていない)ここから高圧洗浄をするのか排水溝側から何かしらを突っ込むのかって感じです。
管内カメラ調査
依頼内容に不具合箇所の分かる配管図を提出ってなってたんで先にグリストラップ側から管内カメラ調査をしました。
フレックスシャフトK9-204
位置的には曲がりは1つと思われたんでフレックスシャフトK9-204で通管作業しようとしました。
思えばここで高圧洗浄してる方が楽で簡単やったのに…結果論ですけど(苦笑)
フレックスシャフトK9-204では抜けず、電動フレキシロッダーCREに10mmワイヤー&異径グリスカッター54で攻めるも抜けず、結局はドロップヘッド大で抜けました。
詰まりが抜けた瞬間に店内排水溝から管内カメラ調査するとまだまだ油脂の塊が残っていました。
店内排水溝から管壁清掃
排水溝からの排水管が見えたんで電動フレキシロッダーCREに10mmワイヤー&ブレードカッター75で大きく油脂の塊を除去しました。
次にフレックスシャフトK9-204で管壁に付着する油脂の塊を清掃しました。
僅かな距離で曲がりは1つだったんですが油脂の塊が硬すぎて2時間半掛っちゃいました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
とりあえずリクエスト通りに簡単な配管図を描いてみました。
排水溝から曲がりまでは逆勾配なんでこれからもバンバン詰まってくれると思いますが一旦オールクリアにしてるから暫くは大丈夫です。
現場からは以上です。