ロータンク 放水はされるのですが水流が弱く頻繫に詰まりが発生します
奈良市より【ロータンク 放水はされるのですが水流が弱く頻繫にトイレットペーパーの詰まりが発生します】って依頼が山川設備に舞い込んできました。
管理会社の担当者様からの電話では『トイレの詰まりが頻繫に発生しているんで便器を外して管内カメラ調査して』って事だったんですが原因は別のトコにありました。
水流が弱くってのがヒント!
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると特に使用禁止にしてる訳ではありませんでした。
早速トイレタンクの蓋を外して中を確認すると水は溜まっていました。
ってか、むしろボールタップの故障か危うくオーバーフロー管ギリギリまで水が溜まっています。
この時点でピンときた方はなかなかの通です。
トイレの品番確認
このタイミングでトイレの品番確認をして『なるほど排水弁やなぁ~』って思いました。
TOTOのS770Bがこのトイレタンクの品番です。
フロートゴムを解体撤去
止水栓を閉めてトイレタンクの水を抜きます。チェーンが1本しか無い事に気付いてましたか?
そんな訳でフロートゴムを解体撤去しました。
解体撤去したフロートゴムはこちら。誰かが間違って交換してはります。
排水弁の取り付け
んな訳で専用排水弁の取り付けをします。TOTOのTHY444-6Rが専用です。
これもフロートゴムを交換するんではなくサイフォン管を交換してレバーを交換しとくなら気付かれないんですが業者は気付いちゃいます。
TOTO S770Bには専用排水弁TOTO THY444-6Rを取り付けなきゃいけません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
排水弁を取り付けてからトイレを流すとジャンジャン流れる様になりました。
時間帯責任者様に説明をしてる際に『何で?』って聞かれたから『業者に丸投げして見張ってないからこんな事されるんです』って答えときました。
現場からは以上です。