大阪府大阪府浪速区難波中より【2階客席のトイレから水が溢れる】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【その影響なのかトイレ真下の倉庫の天井から水漏れしている】って感じです。
ちなみに【現在天井の水漏れは治まっている】らしいです。
水道メンテナンス会社経由の案件なんですが連絡を受けた時はただのトイレつまりみたいな事を言ってたから『ローポンプ作業で解決させたら往復の時間で済むかな?』って思って受けたんですが依頼書を確認して『階下漏水かえ!』って思いました(苦笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するとトイレの入り口に注意書きの貼り紙がありました。
早速トイレに入ると個室の扉にも貼り紙がしてあり養生テープで入れない様にしてはりました。
パッと見て『良かったぁ~汚物まみれじゃない』って思いました。
試しにトイレを流すと普通に流れました。『んっ?』って思いトイレットペーパーを流すとやはり普通に流れます。
ここでトイレの品番確認
トイレつまりには品番確認は必要無いんですがマイブームで確認しています。
トイレタンクの品番はTOTO SH214BASで品番確認する様になってからは初めてのトイレタンクです。
便器の品番を確認するとTOTO CS215BPってP排水の便器でした。
トイレの確認
話は戻ってトイレの確認を続けます。依頼内容では水が溢れるって事なんですが詰まってないんで水漏れの線も疑って調査をします。
トイレットペーパーで床を拭いてはトイレを流すって言う一石二鳥の通水テストをしました。
トイレタンクからの水漏れも無く、アキレスホースにも水漏れはありませんでした。
アキレスホースがちょっとたわんでましたが一旦スルーします。
排水経路の確認
時間帯責任者の方に状況説明して現時点でトイレは詰まってない事をお伝えします。
すると『詰まって溢れたり天井からの水漏れは昨日の話』らしいです。
倉庫の入り口の反対側に出て天井の露出配管の行き先を確認します。
排水桝の確認
倉庫の裏口の排水桝を確認します。
間のインバート桝も確認しましたがトラップ桝だったんで汚水管ではないから関係ありません。
店舗入り口側の排水桝
店舗の入り口側も確認して行きました。
念の為に最終桝も開けましたが特に詰まってませんでした。
まとめ
何でこんな感じで排水経路を確認したかと言うと、実は時間帯責任者の方に状況説明してた時にトイレを流すともう1基の便器がゴボゴボ音がしたんです。
何度かトイレットペーパーを流す通水テストした時も流れるのは流れるんですが便器の水が揺れたんで『桝詰まりじゃね?』って疑ったんです。
結果的に営業時間中に確認出来るトコでつまりは確認出来ずで頻発するなら管内カメラで調査する事を案内して撤収しました。