大阪市北区茶屋町より【2階 女子トイレ 何かが詰まり流れない】って依頼が舞い込んできました。
朝一の現場に行くのに止めてた駐車場の近くだったので、実質移動距離は0です(笑)
トイレ詰まりの案件で男子トイレ大便器と女子トイレ大便器では心構えが全く違います。
男子トイレだったら『んっ?業者さんか…お疲れっす!』って感じなのが女子トイレだとビクッとされますから(苦笑)
また、男子トイレでは99%無いんですが女子トイレだと生理用品やアクセサリーが原因の場合があります。
こればっかりは作業をしてみないと分からないんで何とも言えません。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると貼り紙は無いが外から鍵を掛けてる状態でした。
鍵がかかってたら誰も入れないんで貼り紙は必要ありません。
早速、外から鍵を開けて中に入るとこの状態でした。床にトイレットペーパーが散乱してるからトイレは溢れたんやと思います。
もう少しマニアックな視点で見ると床のトイレットペーパーがバラバラになってるんで、恐らくスッポンをして圧がトイレタンクに逃げて水が流れ溢れさせたと考えます。
ただ、到着時にはこの様に水が引いていましたから生理用品の可能性は薄いかなぁ~って感じです。
ローポンプ作業
スッポンもローポンプ作業もこの様に溢れそうになってる状態で圧の掛け方を間違えるとフロートゴムや排水弁が上がり、ここから更にトイレタンクの水が流れてきます(苦笑)勿論、溢れます(笑)
そうならない様に水が引いてる状態で止水栓を閉めてからレバー操作をして便器に水を流します。
この写真では溢れそうになってますがトイレタンクの中には水がない状態なんで圧を掛けるのを失敗しても水は流れてきません。従って溢れません。
通水テストをして行きます
ローポンプを当てた瞬間は『んっ?この感触、生理用品ちゃうか?』って思ったんで慎重に作業を進めました。とは言え『到着時には水が引いてたからなぁ~』なんて思いながらいつもとは違うリズムで行きます。
『エイッ!エイッ!おぉ~!』
えぇ~ふざけてますけど何か?(笑)
一旦止水栓を開栓してトイレタンクの中に水を溜めます。
トイレタンクの中に水が溜まったら止水栓を閉めて流します。
水の流れが問題なければトイレットペーパーを流すテストを繰り返します。
この時に水➡トイレットペーパー➡水➡トイレットペーパー➡水➡トイレットペーパーって感じに交互でやれば排水管を詰まらせる事もありません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?トイレから最終桝の距離や排水経路の確認が出来てない場合は通水テストを工夫しなきゃいけません。
これはスッポンでも同じです。トイレットペーパーの流し過ぎでも一本グソでも原因は何だって良いんです。
店舗で何基も大便器があるなら全てのトイレを何回も流してからトイレットペーパーのテストをします。
現場からは以上です。