各種水栓／シンクの一番右側の蛇口が根元から折れてしまった？

大阪市中央区内淡路町より【各種水栓／シンクの一番右側の蛇口が根元から折れてしまった】って依頼が舞い込んできました。

 

まっ、恐らくスパウトの根元から折れたって感じなんでしょうが、そんな場合はスパウトそのものの交換になる事がほとんどです。

 

同じスパウトに拘るなら業者さんが常備してる様な物だったら良いんですが、最悪の場合は取り寄せてからの後日交換作業となります。

 

本来ならば動きが悪くなったり、ジワっとした水漏れがあったハズなんですが何故か皆さん折れたり噴水になったりするまでほったらかしにする事が多いんです。

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

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まずは状況確認から

 

 

現場に到着すると辛うじて鶴首スパウトが乗せられていましたが方向がおかしいし根元からの水漏れが吐水口の水量より多いって感じでした。

 

うんっ、触らなくても見りゃ折れてるのが確認出来るよね(笑)

 

 

ナットを緩めなくても外せる状態って言うか、ポロっと外れました。

 

今回は赤丸で箇所が分かり易い様に写真を加工してお送りしとります。

 

 

スパウトの解体撤去

 

 

まずはスパウトのナットを緩めて解体撤去をして行きます。この写真の様に部品の１部が残った場合はラジオペンチやピンセットで取り除く事をお勧めします。

 

無理にこじって本体側を傷めたら本体そのものの交換になっちゃうんでご注意下さい。

 

 

こんな感じでスパウト全てを解体撤去して行きます。部品が残っていると新しいスパウトを取り付けられませんから必ず本体側を目視で確認して下さい。

 

 

細かい部品で構成されてるんですが折れでもしない限りこんなにバラす機会もありません。

 

この様な状態になってもビニールテープでグルグル巻きに…なんて思った人が居たら『君は水道屋に向いてないよ！』って言ってやります(笑)

 

たまに『スパウトを買いに行く暇が無くて…』なんて言い訳をする人が居てますが『ビニールテープを探してグルグル巻きにする方が時間がかかるでしょうに（苦笑）』って言ってあげると黙ります(ワテ、性格悪いかしら？)

 

 

スパウトを取り付けましょう！

 

 

今回は常備してるスパウトと全く同じだったんでその場で対応出来ました。

 

 

スパウト交換で皆さんが陥って時間が掛かるのはパッキンの処理！

 

新しいスパウトに付けられているパッキンごと取り付けようとしちゃうともたもたしちゃいます。

 

新しいスパウトからパッキンを外して先に本体側にハメ込んでからスパウトを取り付けると上手く行きます。

 

 

まるで何事もなかった様にスパウト交換は終了しました。

 

 

まとめ

 

そんな訳でどないでしたか？蛇口によっては１６、１７、１９ってスパウトのサイズが変わるんで慌ててホームセンターに行くんではなく解体撤去した残骸を持って行くと間違わないと思います。

 

ちょっと頼りになりそうな店員さんを捕まえれば教えてくれると思います。

 

そもそもスパウトの根元のパッキン交換をマメにしてたら滑るんでそんなに折れるもんじゃありません。

 

ズバッと言わせてもらえばスパウトを根元から折る人は『パッキン教の信者以下っ！』扱いになるからくれぐれも折らない様に、また折れる前に交換しちゃって下さい(笑)

 

左右の動きがスムーズに行かなきゃパッキン交換のタイミングです。現場からは以上です。