冷蔵庫、及びジュースディスペンサーの下辺りの床に排水が溜まる

大阪市北区芝田より【冷蔵庫、及びジュースディスペンサーの下辺りの床に排水が溜まる】って依頼が舞い込んできました。

 

もう少し詳しく言うと【排水が配管から逆流しているかもしれません】との事です。

 

電動フレキシロッダーＦＲＥで通管作業したんですがグリスカッター３７が無ければ太刀魚出来なかったかもしれません。

 

ってか、２系統詰まらせてたのは驚きです（苦笑）

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着すると左の冷蔵庫の下辺りと右のジュースディスペンサーの下辺りの両方から水が出てきてて床が水浸しになってるって感じです。

 

 

目の前にグリストラップがあったんで確認したんですが思ってたのと反対側からの流入となっていました。流入口は１本、全て埋設配管で繋いでいるのか？

 

 

グリストラップの下流側に位置する掃除点検口の中を確認してグリストラップの下流側の詰まりは無い事を確認しました。

 

 

グリストラップの上流側にある排水桝の確認をし３系統の流入を確認しました。

 

 

冷蔵庫の下を確認してドレンホースが突っ込んである排水管を確認するんですが逆流してる水なのか見えにくい状況でした。

 

 

電動フレキシロッダーＦＲＥで通管作業

 

 

とりあえず排水管が４０だったんで電動フレキシロッダーＦＲＥに８ｍｍワイヤーをセットして通管作業をして行きます。

 

駐車場が遠かったんで８ｍｍワイヤーと１０ｍｍワイヤー、そしてグリスカッター３７とブレードカッター５７、７５更にドロップヘッド中を持ち込んでいました。

 

 

割と簡単に８ｍｍワイヤーは排水桝に到達しました。水はジャンジャン流れてきてるんで抜けたのかもしれません。

 

 

とりあえず一旦水道ホースを直接突っ込んで通管作業をして行きます。

 

 

排水桝にはジャンジャン水が流れてるんですが冷蔵庫の方を見るとジャンジャン逆流してたんで慌てて水道を止めました。

 

 

排水桝からの通管作業

 

 

冷蔵庫の下の排水管が４０、出口の排水桝は５０って事が分かったんで出口側からの通管作業に切り換えます。

 

 

１０ｍｍワイヤーにグリスカッター３７のセッティングで出口側から通して行きます。

 

 

冷蔵庫の下の排水管から水が逆流しない程度の水を流し下流側から油脂の塊を砕いて行く作戦です。

 

 

実は冷蔵庫の下の排水管から１０ｍｍワイヤーにドロップヘッド大ってセッティングも通していたんですが触れなかった油脂の塊がグリスカッター３７によって砕かれゴロゴロ出てきます。

 

 

ジュースディスペンサーの下通管作業

 

 

次にジュースディスペンサーの下の排水管に刺さってた排水蛇腹ホースを抜いてみると水が並々となっていました。

 

排水桝から電動フレキシロッダーＦＲＥを移動させこちらも通管作業をして行きます。

 

 

こちらも１０ｍｍワイヤーにグリスカッター３７のセッティングを通して行き抜けたタイミングで通水テストをしながらの通管作業に切り換えます。

 

 

ワイヤーを戻しながら油脂の塊の取り残しが無いかの確認をして戻ってきたタイミングで全開の通水テストをして作業は終了です。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？結果的に排水桝に流入する３系統の内２系統が詰まっていた事になります。

 

５０の排水管ならグリスカッター３７をガンガン突っ込んでほぼほぼ油脂の塊は取れるんですが４０の排水管がちょっと厄介でした。

 

今回の現場で言うとジュースディスペンサーは楽勝で冷蔵庫の下が難航って感じです。

 

これが高圧洗浄機で洗管作業出来る現場なら…現場からは以上です。