賃貸マンション 浴室シャワー水栓ハンドル周辺部分からの水漏れ
東大阪市小若江より【前回(4月16日)にユニットバスの詰まりで直してもらったが、その時に水漏れの指摘をしてもらった。今回はその箇所の修理希望】って依頼が舞い込んできました。
前回の作業【ユニットバスのお湯を流すとトイレの横にある排水口が溢れてくる】
ゴールデンウイークで浴室シャワー水栓が売り切れしてたんで部品を交換する事で水漏れ修理しました。
本来ならば水栓の交換をした方が色んな意味で安くて安心だった現場です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
前回の作業時に自分が指摘した箇所なんで敢えて現調(現場調査)する必要はないんですが新人に流れだけでも伝える為に初めて行った感じでお届けします。
さて、現場はよくある3点ユニットの浴室シャワー水栓の水漏れとなっています。
写真にするとこんな感じでハンドル周辺部分からの水漏れとなっています。
これを動画にすると伝わり易そうだったんで撮ってみました。
【賃貸マンション 浴室シャワー水栓ハンドル周辺部分からの水漏れ❣️】←YouTube
蛇口を分解してみる
まずはハンドル上部にあるネジ隠しを取って行きます。自分は小さなマイナスドライバーでコジるんですが千枚通しの様な物の方がやり易いかもしれません。
ネジを外すとハンドルが取れます。駄菓子菓子、固着してる場合は外し方のコツが要ります。
ハンドルを外すとスピンドルの三角パッキンからの水漏れって事が確認出来ます。
ハンドル、スピンドルとコマパッキンを交換
今回はハンドル、スピンドルとコマパッキンの交換をして行きます。
理由は簡単で『三角パッキンだけ交換しても水漏れは止まらん、もしくは後日別の箇所から水漏れする』って判断したからです。
スピンドルとコマパッキンの交換をしてハンドルも交換しました。
今回はハンドルのネジ隠しが上手く外れず傷が付いたんでスピンドルとコマパッキンの交換予定を急遽ハンドルセットごとの交換に切り換えました。
スパウトの根元からの水漏れ
さて、ハンドルセットを交換して通水テストをすると今度はスパウトの根元からの水漏れに気付きました。
これ、ハンドルからの水漏れがジャバジャバの場合に気付かないパターンのヤツです。
新しいスパウトを用意して古いスパウトを外して行きます。
新しいスパウトからパッキンを外して先に本体側に装着します。
新しいスパウトに交換したら再度通水テストして水漏れ確認をします。
シャワーと吐水を切り替えるレバーもボケてる(壊れてる)からピシャッと水が止まりません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?シャワーと吐水を切り替えるレバーを絶妙な場所にすると水漏れは止まりました。
こんな事なら最初から浴室シャワー水栓ごと交換しとけば良かったんです。
この辺の判断はお客様次第で難しく自分は簡単に『蛇口なんか水漏れしたら交換しといたら良いねん』って言うんですが部品を交換する事で水漏れが止まる事もあります。
特に賃貸マンションなんかだとオーナー様によっては『1円でも安く』って言われるんですが後から別の箇所で水漏れすると責任を押し付けてくるのも事実です。
今回のオーナー様は『それやったら蛇口ごと交換してくれても良かったのにぃ~』って報告に行った時に言われたんで交換しときゃ良かったです(苦笑)
現場からは以上です。
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