豊中市東泉丘の賃貸マンションオーナー様より【キッチン 混合水栓の水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
朝一からの入電で『何事かいなっ?』ってビックリしたんですが2階の入居者様から『キッチンの混合水栓から水が止まらなくなった』と連絡があったそうです。
もう何度も別の部屋でキッチンの混合水栓修理しててカートリッジの交換や本体そのもの交換をしてるんで壁付の混合水栓って事は分かっています。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは水漏れの状況確認から
現場に到着して玄関から廊下を歩いている間もジャバジャバ水漏れの音が聞こえてきてました。『まあまあの水漏れやんか(苦笑)』って言いながらキッチンに入って混合水栓を見るとポタポタ漏れではなくジャバジャバ水漏れでした。
偏心管の止水栓を閉めて調査
とりあえず水が勿体無いのと音がうるさいので偏心管の止水栓を閉めて水が止まるかの確認をします。
もし偏心管の止水栓を閉めて止水栓周りからの水漏れが発生したら諦めて混合水栓の交換に踏み切ったら良いと思います。
混合水栓の品番確認
混合水栓の品番確認をするとTOTO TKJ30U3って事が確認出来ました。
勿論、とっくの昔に販売終了してる混合水栓なんですが分解図を確認するとカートリッジの品番確認が出来ました。
カートリッジの品番はTHY582Nなんで常備してるヤツですから何とでも出来る混合水栓って事になります。
カートリッジの解体撤去
偏心管の止水栓を閉めて偏心管周りに水漏れがなかったんでカートリッジの交換を試してみます。
まずはレバーを解体撤去して行くんですが真上に引っ張ればスコッと抜けます。
続いてカートリッジのカバーを解体撤去して行くんですが、パイレンでも回せない程固着してたらやはり混合水栓そのものの交換に切り替えます。
幸いアンギラでも回せたんでカートリッジの交換が出来そうです。
マイナスドライバーを使ってカートリッジを解体撤去しようとしたんですが物が古くスッポっと抜けずバラバラになってしまいました(苦笑)
普通は1つの部品なんですが経年劣化で脆くなってたんやと思います。
新しいカートリッジを取り付け
新しいカートリッジを取り付けバラした逆の順番で混合水栓を元通りに組み立てます。
このTHY582Nのカートリッジを取り付けには少し長めのラジオペンチを使うと簡単に出来ます。
バネの向きとパッキンの向きを間違えなければ失敗する事はありません。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?考え方としては混合水栓の水漏れ修理はカートリッジの交換か混合水栓そのものの交換で水漏れを止める事が出来ます。
このカートリッジの交換で修理が出来る様に混合水栓を交換する時は考えておかなきゃ行けません。
ホームセンターで売ってる何処のメーカーか分からない様な物が付いてるとカートリッジが手配出来ないから結局、何度も混合水栓を交換しなきゃいけなくなります。
TOTOの人気シリーズは結構長い期間カートリッジが残ってるし共有出来たりするんで山川設備が混合水栓を交換する時もTOTOの混合水栓を選んでいます。
現場からは以上です。