大阪府大阪市淀川区宮原より【浴室水栓水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
賃貸マンションの管理会社に様から水道メンテナンス会社様を経由しての案件なんで基本的には『最低限の修理』ってお題があります。
この『最低限の修理』ってお題は時として結果的には高く付くってパターンにハマる時があります。
それは浴室水栓に限らず水漏れって直したしりから別の箇所からも水漏れしたりする場合があるからです。
では、この現場がどんな感じやったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると賃貸マンションでよく見掛ける台付きツーハンドル混合水栓でした。
入居者様の話では『ハンドルから水が漏れてる』って話です。
確認すると確かに水漏れの後があるんで修理して行くとします。
ハンドル周辺の修理
ハンドルを外してみると教科書の様な三角パッキンの水漏れでした(苦笑)
ちなみに山川設備の師匠の一人はここまでの分解を止水栓を閉めずにやってはりましたがワテはちゃんと水道メーターで止水栓を閉めてやります。
新しい三角パッキンを準備して交換をして行きます。
後はバラした逆の順番に取り付けして行きます。
新たな水漏れ発見
ハンドルを元に戻して通水テストをすると、今度はスパウトの根元から水漏れを発見しました。
スパウトの根元をチェックして亀裂や変形がないかの確認をして行きます。
とりあえずパッキンはユルユルやったんで交換を試します。
スパウトの根元のパッキンは16、17、19とあるんでサイズをチェックして行きます。
これで終了かと思いきや、今度はシャワーホースからの水漏れを発見しちゃいます(笑)
シャワーホースとシャワーヘッドの交換
シャワーホースとシャワーヘッドの繋ぎ目からの水漏れを発見しました。
水道メンテナンス会社に報告すると『持ってたら交換しといて!』言われたんで車に戻ってゴソゴソ探すとTOTOのシャワーヘッドにSANEIのシャワーホースがありました。
やれやれ…やっとこさ終了かと思いきや水道メンテナンス会社から連絡があり、『ついでに水側の三角パッキンも交換しといて!』って言われました。
水側の三角パッキンの交換
言われた通りに水側のハンドルを解体すると、ここも微妙に水漏れが始まっていました。
水側も新しい三角パッキンに交換して行きます。
『ここでシャワーと吐水の切り替えレバーからも水漏れしたら面白いねんけどなぁ~』って思いましたが水漏れはしませんでした(苦笑)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?ここまで部品交換するなら混合水栓そのものの交換をした方が良いのは素人さんでも分かりそうなもんなんですが…(苦笑)
それはそれとして一番ポピュラーなポタポタ漏れが無かったんが不思議なんですが、その内シャワーと吐水の切り替えレバー周辺と共に水漏れしてくると思います。
賃貸マンションって退去後に洗いやらやる筈なんですが、その時に全パッキンの交換をすりゃあ良いんですが何故かやりませんよねぇ~不思議(笑)