東大阪市池島町より【マンションのお風呂の排水が流れない】って排水つまりの修理依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【いつも水廻り関係の依頼をする工務店がいたが、毎回常に2万以上の請求をされる。一度見直した方が良いと考えていた】って事らしいです。
一体何の依頼でそれだけの費用を請求されてたとかの説明はなかったんで何とも言えませんが【マンション1棟の他に倉庫、事務所も所有している】って話で山川設備の事務員さんはいい話やと思い受けたみたいです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
参考記事
【ユニットバスの排水の流れが悪い(遅い)】(本館サイト)
【東大阪市永和で排水つまり修理は2箇所でドレンクリーナーのワイヤーを交換しながらの作業です。】(本館サイト)
浴槽の排水つまり
現場に到着してオーナー様と一緒に部屋に入って状況を確認して行きます。
浴室には左側に手洗い器もあり、土間排水口もあり、洗濯機の排水もありました。
シャワーホースを使って土間排水口から通水テストをしますが水は普通に流れます。
お客様の話では洗濯機は問題なく使えてるそうで浴槽に水を溜めたら流れたり流れなかったりするそうです。
その話を聞いて浴槽に栓をして水を溜めて行きました。仮に流れなくてもローポンプ作業出来る程度に水を溜めて栓を抜いてみると物凄くゆっくりと水が引いて行きました。
くるぶし位まで水位が下がってからは一切流れなくなってしまいました。
電動フレキシロッダーFREで通管作業
土間排水口からなら10mmのワイヤーが通せるんで電動フレキシロッダーFREを使ってワイヤーを通して行きます。
浴槽側からは10mmのワイヤーは入らないと判断したのと『すり鉢じゃね?』って思ったからです。
土間排水口からパイプスペースの縦管までは何ヶ所か当たりがありましたが通水テストをしながらの通管作業をしました。
駄菓子菓子、浴槽の水は引いてくれません。念の為に浴槽側からローポンプ作業をしましたが全く圧が掛かりません。
何度かローポンプ作業もチャレンジしましたが全くなんで8mmのワイヤーに交換して浴槽側から通管作業をしようとしましたがドロップヘッドが曲がりません。
ワイヤーを反対側からも突っ込もうともしましたが入りません。
薬剤を投入
浴槽側に薬剤を入れて待ってる間に手洗い器のスティック管を外して8mmのワイヤー通しましたがすぐにメイン管に入ってしまいます。
スティック管を元に戻して薬剤が効くのを待ちましたがうんともすんともでした。
埒が明かないんで浴槽側から引いて引いてってローポンプ作業をしてみたんですが全くの状態は変わりなしでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?恐らく浴室の改装工事になると思います。(山川設備はやりません)
実は隣のハイツだかマンションをパイセンが管理してるんで到着してすぐは『関わったら人の道に外れる』と思ってすぐに連絡をしました。
幸い隣やって事が判明したんで作業はしましたがあんまり気持ちの良い仕事ではありません。
上手く伝わるか分かりませんが付き合いのある工務店さんの立場で考えたら絶対に怒ると思います。
仕事を頂けるのはありがたい話なんですが…
『あぁぁ~文章って難しいっ!』
現場からは以上です。