今日もいつものパイセンから電話が入ってきました。『山川!雨樋の排水詰まりを抜けるか?』との事です。
現場は大阪市大正区鶴町の借家で16:00過ぎにはお客様が戻ってくるとの事で一緒に現場に入る事になりました。
3階のベランダで洗濯をすると雨樋の集水器付近で詰まっているのか水が逆流して隣の家との間で洗濯排水が噴水ショーになってるそうです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは水漏れの状況確認から
現場に到着すると雨樋付近にブルーシートが掛けられていて漏れた水が2階のベランダに流れ込む様に工夫がされていました。
家と家の間が狭く漏れてる箇所を見に行くには2階のベランダの柵に乗るしかなさそうです。
まず考えたのは『詰まってる箇所は何処なんだい?』ってトコです。パイセンは『雨樋の縦樋を切って下から高圧洗浄したらどないや?』って言ってるんですがやりとりも無いのに縦樋を切ってしまったらややこしい…
『どうせ切るなら配管をやり直したら良いねん!』って言ってたんですがとりあえず2階の集水器から通水テストをしてみました。
スタッフに通水テストをしてもらってる間にワテは水の音を聞いていました。
『詰まってるのは3階のみ!』って判断して一旦通水テストをSTOPして脚立を延ばしました。
雨樋のP型集水器の確認
ブルーシートを外してみると雨樋P型集水器がラップの様な物でグルグル巻きにされていました。
誰がこんな事をしたんか知りませんがそんな時間があるなら修理をした方が早いと思います。
ぶっちゃけビニールシートを取るにもラップを取るにも無駄な時間が掛かっています。
この写真を見れば如何に不安定な状況で作業をしてるか理解してもらえると思います。
P型集水器に差し込んでいる配管を抜いてみると何やら異物が見えました。
下から作業風景を見るとこんな感じです。ぶっちゃけ落ちたらケガはすると思います。
スタッフに『アレ取れコレ取れ!』って指示を出してる場面でパイセンに写真を撮らせました(笑)
ワテはと言うと隣の壁にもたれてる状況なんで2階のベランダの柵が壊れたら落ちます(大汗)
左手で懐中電灯、右手でiphoneを持ちながら写真を撮りました。手を突っ込んで取ろうとしましたが届きません。
ピックアップフレキシブルを使って異物除去
『手が届かないなら道具を使え!』ってなもんで今回はピックアップフレキシブルを使って異物を除去しました。
『あっ?ピックアップフレキシブルって何って?んなもん教えるか!自分で調べろ!』って思ってるんではなく写真を取り忘れただけです…(∀`*ゞ)テヘッ
下で見守ってくれてたパイセンに今回除去した異物を渡して写真を撮りました。
紐付洗濯バサミの紐と繊維質の異物が大量に取れました。雨樋に洗濯排水を流すとこんな事になるんですね(苦笑)
3階の集水器から通水テスト
3階の集水器には銀テープで蓋をしてたんですが一部外して通水テストをして行きます。
全開の通水テストでも大丈夫やったんで次はお客様にお願いして3階の洗濯機を回してもらって通水テストしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?雨樋の排水詰まりって事だったのとパイセンからの依頼やったんで緊急対応しましたが解消出来て良かったです。
バブル時代に建てた3階建て住宅はもうそこそこの年数経過してるからあちこち傷んでき始めています。
ってか、そもそも雨樋に洗濯排水を流すのもどうかと思うんですが(苦笑)現場からは以上です。