東大阪市荒本新町より【厨房排水配管【本日対応希望】詰まっている】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【キッチンの洗い場下の排水溝:表面上は清掃しましたが、排水溝内部が詰まっており、正常に流れません。】って感じです。
『本日4/4は23時閉店です。』って事だったんですがアイドルタイム(14:00~17:00)でお伺いする事にしました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
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まずは状況確認から
現場に到着すると送られてきてた写真通りの排水溝の詰まりでした(苦笑)
問題は排水溝の排水口がどないなってるのか?径はナンボなんか?
現時点でタプンタプンに詰まっているから手を突っ込んで確認するかバケツに掬って水を抜くかしか確認出来ません。
水を抜いてみた
んな訳で排水溝の水を抜いてみたところ土間排水口と同じ仕組みだったんで目皿を外して更に水を抜いてみました。
本来ならば水封する為に文鎮があるんですがここにはありませんでした。
排水口の径も確認出来たんですがブレードカッター57や75は入れれないから掃除口を探したんですが見付からずでした。
電動フレキシロッダーFREで通管作業
とりあえずは電動フレキシロッダーFREで通管作業する事にしました。
10mmのワイヤーにドロップヘッドのセットを準備しました。
ワイヤーを通して行くと最初の曲がりと次の曲がりを越えた時点で排水詰まりは抜けました。
手応え的には『油脂の塊っぽいなぁ~』って感じです。
通水テストをしながらの通管作業
洗い場シンクの左側は水を溜めてなかったんで排水溝に蛇腹ホースを添えて水を出しっ放しにして通水テストをしながら通管作業をしました。
前まではここからワイヤーをゆっくりと戻しながら通管作業を続けてたんですが最近は方法を変えてます。
グリスカッター37降臨
ワイヤーをちゃっちゃと戻してドロップヘッド大をグリスカッター37に変更しました。
山川設備の使ってるワイヤーはカップリング仕様にカスタマイズしてるんで現場で簡単に変更出来ます。
このワイヤーを使い出した頃はピンで交換してたんでモタモタする事もあったんですが最近はあっちゅう間に交換出来るんで時間短縮にも貢献してくれてます。
営業中はワテは邪魔な存在なんでちょっとでもお客様のストレスを早目に解消させなければならないんです(カップリング仕様は高く付くけど…)
通水テスト
他の排水溝や排水口は詰まってなかったんでここだけの排水詰まりを抜きました。
必要とあれば『高圧洗浄もしようかなぁ~』って思いましたがこれで一旦様子見してもらいます。
しばらく通水テストをしながら後片付けや洗い物をしていましたが問題無さそうなんで作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?どこかのタイミングで他の排水管も高圧洗浄すれば良いんですがこのチェーン店は詰まってからじゃないとOKが出ません。
コロナの影響でお客様がどんな感じになってるんかは客席を見てないから分かりませんがアイドルタイムに行った割にはバタバタしてはった様に思います。
東大阪市もコロナになった人が増えてきてるんで機材の消毒は徹底的にやっています。
勿論、マスクは絶対に外しません。現場からは以上です。