大阪府大阪市都島区都島北通より【厨房内 排水溝 詰まりの為 グリストラップから水が溢れてる状態です】って依頼が舞い込んできました。
連絡が入ったのは13:06なんですが『16:00以降じゃないと店の人は出勤してない』って話です。
『って、事は詰まって溢れたんは昨日って事やなぁ~?』って感じなんで正直『大した事無いんかなぁ~』って思いました。
この予想が当たってたかどうかなんですが現場では思いもよらん状況が待っていました(苦笑)
これ、一歩間違ってたらどえらい事になってた現場です。
さて、どんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
現場に到着すると
予定より少し遅れて現場に到着すると何人もの店員さんが待ち構えていました。
『排水のつまりを修理に来たんですが…』って挨拶をすると『待ってました!2階なんです!』って言われました。
『2階なんっ?』なんて言いながら階段を上がって行くんですが厨房の入り口で新品の長靴が用意されていました。
どこもかしこも海状態(笑)
うっすらと排水マスがある様に見えますが油分で白濁色に濁ってるからなんのこっちゃサッパリわや状態です(苦笑)
『これヤバいヤツやん!』って一気にアナドレリン…違ったアドレナリンが上がります。
一番えらいさんっぽい人がグリストラップの位置も教えてくれて配管のINとOUTも説明してくれました。
ドレンクリーナーを使って通管作業
駐車場に戻ってドレンクリーナーを持って上がり準備をして行きます。
全く何も見えないグリストラップに手を突っ込みエルボを外しました。
エルボを外すか外さんかのタイミングで『そこに…あれっ?それって外せるんですねっ!』って感じやったんで割と話が分かる人みたいです。
本来ならばワイヤーを通してすぐに写真を撮ってるんですが今回の現場では『抜けた!』って手応えを感じるまでテンパってて写真を取り忘れています(苦笑)
最初は床にドレンクリーナーを置いて作業してたんですが水が深く空回りし出したんで下駄を履かせて通管作業をしました。
この下駄は後で食洗機で消毒作業しています。
よく見ると…
抜けて通水テストをしてる最中に気付いたんですがグリストラップの仕切り板が1枚行方不明になってます。
行方不明になった仕切り板が無いせいでグリストラップの2層目の油分が排水管に流れこんでいます。
これ、厳密に言えば法律的にはアウトです。
まとめ
通水テストをしっかりと確認してエルボを取り付けます。
更に通水テストを続けグリストラップの状況を確認します。
この後、普段の清掃の仕方やグリストラップの構造の説明を店長さんに説明して作業は終了です。
階下漏水せんで良かったなぁ~(笑)