厨房排水配管詰まっている 洗い場左側シンク下の埋設排水管詰まり
門真市一番町より【厨房排水配管詰まっている】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【厨房排水配管/キッチン/洗い場シンクの排水ホースが破損し水が漏れます。修理お願いします。】って依頼でメンテナンス会社が行ったら【洗い場左側シンク下の埋設排水管詰まりのため、ご対応よろしくお願いいたします。◆5日前位からの症状、排水ホースは破損してなく、床下の詰まりと言われました。】との事です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して時間帯責任者様に話を聞くと排水栓の下にレバーがあり水を溜めれる仕組みなんですがこれを一気に流すと奥の排水管から水が逆流してくるって事でした。
『ここってどの排水管とどの排水管が接続されってるか忘れちゃったなぁ~』なんて思いながら1つずつ確認して行く事にしました。
言われた通りに排水栓の下にあるレバーを開栓してみると一呼吸あってから奥の排水管から水が逆流し始めました。
周りにはたくさんの排水管がありますが逆流してくるのは1箇所でした。
電動フレキシロッダーCRE
管内カメラ調査をしながらフレックスシャフトK9-102で排水管に付着する油脂の塊を全部取ろうかとも思いましたがやり出したらキリが無さそうだったんで電動フレキシロッダーCREを準備しました。
『とりあえず流れる様にだけしよう』って感じです。土間排水口の排水トラップも見る限り掃除をして無さそうだったんで眠れる獅子を起こす必要はないと思いました。
10mmワイヤーをドロップヘッド大からグリスカッター37に変更して通管作業をして行きます。
50の埋設配管の詰まり抜きはフレックスシャフトK9-102でやるよりも電動フレキシロッダーCREでグリスカッター37を使って通管作業する方が自分は得意です。
実際の通管作業
排水蛇腹ホースを抜いてワイヤーで通管作業して行き時折蛇腹ホースを差し込んで通水テストをして行くって方法で通管作業をしました。
念の為にメイン管との接続部分は念入りにワイヤーを弾かせるって言うか遊ばせて油脂の塊を除去しました。
通管作業が済んだらシンクに水をいっぱい溜めて一気に流す通水テストをして行きます。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?再度シンクに水をいっぱい溜めて時間帯責任者様に確認してもらいながら一気に流す通水テストをして行きます。
この店舗、外の排水管や排水枡が逆勾配で帰りにチェックしたらなかなかカンカンになり始めていました。
寒波が来たら一気に油脂の塊が固まるから全排水経路が詰まります。
この店舗の全館清掃はなかなか大変なんで年内いっぱいはもってほしいなと思いました。
現場からは以上です。
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