東大阪市西石切町より【トイレのレバー破損? 元に戻らず水が流れっ放しになる】って依頼が舞い込んできました。
去年1年間全く連絡が入らなかった元請けの水道メンテナンス会社様からの依頼で行くか行くまいか随分と悩みました。
って言うのも連絡して来た担当者様が初めての方だったのと女性だったからです。
トイレのメーカーを尋ねると分かってなかったんでとりあえず行ってみる事にしました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると特に水が出っ放しでもなく止まっていました。店員さんが来て『レバー操作すると戻らないから自分で戻さないとあきません』って説明してくれました。
手前側にレバー操作して水を流すんですが確かに見てると元には戻る様子がありません。
ちなみにレバーはカチャッと触ると元に戻るんですがレバー操作してほったらかしにすると横に向いたままで水が出っ放し状態になります。
トイレの品番確認
トイレの品番確認の方法なんですがこのトイレは便座の蓋の裏側にも記載されてます。
そこにはメーカーのフリーダイヤルも記載されてるんでまずはメーカーさんに相談される方が良いと思います。
トイレタンクの左側にある品番シールを確認するとINAXのDT-C152って事が判明しました。
便器の品番シールも左側にあってGBC-110STUとなっています。
トイレタンクの中の確認
手洗い無しのトイレなんでそのままトイレタンクの蓋を外しても良いんですが念の為に止水栓を閉めてから蓋を外します。
内蓋も外してまずはレバーの状態を確認します。樹脂製のレバーなんで556の様な潤滑油を振ったとてあんまり変わりはありません。
フロートゴムの交換
トイレタンクの蓋を外したままレバー操作をして見てたらどうやらフロートゴムの棒が引っ掛かってる様でした。
そんな訳でフロートゴムもズルズルのまっくろくろすけだったんで新しい物に交換する事にしました。
フロートゴムを外す時は大丈夫だったんですがハメる時に止めリングが折れてしまいました。
たまたま別品番のフロートカップを持っていたから部品を拝借して事なきを得ました。
古いフロートゴムをバックに新しいフロートゴムを取り付けた写真を撮ります。
さて、すったもんだしてフロートゴムを交換しチェーンをレバーに取り付けようとしたら今度は留め具が折れました(ガビーン!)
フロートゴムに新しいチェーンも付属されてるんでついでに交換して取り付けます。
レバーの動作確認
手洗い無しタイプだったんで蓋を開けたまま止水栓を開栓して通水テストとレバーの動作確認をしました。
チェーンとフロートゴムを交換したのが良かったんか暫くは引っ掛かりも無くレバーが元に戻ったんですが5回目辺りでやはり引っ掛かりました。
一旦レバーを外して何が悪いのかを確認して行きます。
特に問題はないんですがマルチレバーに交換するのか専用レバーに交換するのか判断が出来ないんで一旦様子見してもらう事になりました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?冷静に考えたらマルチレバーに交換してても良かった様に思います。
また、SANEIのロングでも対応出来てたかもしれません。
まっ、レバー操作3回に1回引っ掛かってしまいますがフロートゴムが落ちる時に一緒に落ちるから暫くこれでも良いか…現場からは以上です。
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