大阪府東大阪市長堂より【女子トイレ奥の個室 大便器詰り】って依頼が舞い込んできました。
茨木市小川町の現場の帰り道で連絡が入ったんでタイミングはバッチリエビチリで23分で現場に着きました(苦笑)
布施駅前のとあるテナントビルの店舗のトイレつまり修理依頼なんですが、お客様が思ってるんとは違う状況でした。
到着時に居た時間帯責任者の方がナイスな状況説明をしてくれて速攻で修理が出来ました。
さて、依頼内容と現場の状況の違いを詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
時間帯責任者の方の状況説明では『流れたり流れなんだりするんです!』との事です。
それを聞いて『ひょっとしたら便器に異物が残ってるんか?』なんて思いながらトイレに入りました。
何故か蓋の上にタバコの空箱が置いてました。
鍵は掛かってなかったんであの貼り紙だけでは不十分と言えます。
品番確認
最近ハマっているトイレタンクの品番を確認をして行きます。
TOTO SH60BAがトイレタンクの品番です。
便器の品番はTOTO CS60Bでした。
トイレの状況は
早速、蓋を開けてみると汚物はありませんでした(ラッキー!)
流れはどんな感じなんやろかってレバーを操作して違和感を感じました。
手前側に引いたらスッカスカで向こう側に操作してみると流れました。
『レバーがおかしい!』
トイレタンクの中をチェック
トイレタンクの中をチェックしてみるとこんな感じでチェーンが片側切れてました。
またレバーの固定もユルユルになってました。
『なるほど、流れたり流れんかったりなぁ~』
チェーンを固定する部品も固定出来てない状態でビニールテープがグルグル巻きになってました。
トイレタンクの中調整&修理
レバーの固定をして、チェーンを固定する部品を本来の位置に取り付け直し、チェーンを固定して調整しました。
チェーンの長さがあったんで切れたんじゃなく外れたって感じでしょうか(笑)
いつも口酸っぱく言ってますがSH系のトイレタンクの内蓋はしっかりと閉じて下さい。
これを適当に閉じるとジャジャ漏れになります。
『なめたらあっかん~🎶』
後はひたすら通水テストをして行きます。
水だけを流してみて問題が無ければトイレットペーパーを流すテストをします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
依頼内容はトイレつまりやったんですが、実際はレバーの固定の不具合やチェーンの問題でした。
今回の現場の様に、ちょっとでも『何かおかしい!』ってトイレの不具合を感じたら業者さんを呼んだ方が良いかも知れません。
使えなくなってから連絡してくる様な現場もありますが、困るのは誰か?って事を想像したら答えは簡単やと思います。