１Ｆ男子トイレ大便器詰まり 修理対応をお願い致します

 

大阪市西成区南津守より【１Ｆ男子トイレ大便器詰まり 修理対応をお願い致します】って依頼が舞い込んできました。

 

しょっちゅう排水詰まりを起こす店舗なんで今回は詰まりを抜いた後に管内カメラ調査をして、メイン管の管底に付着する尿石除去もやりました。

 

グリストラップからの油脂の塊が原因かと思っていましたが、どうやら尿石が疑われてます。

 

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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着すると客席フロアが水浸しになってて店員さんが掃除に追われてました。

 

話を聞くと多目的トイレから溢れた水が越水した様です。

 

 

ここで男子トイレ小便器の前にある掃除点検口の蓋を開けると汚物が逆流してて微妙な感じでした。

 

ただ、どのトイレを流してもあっちこっちからゴポゴポ音がしてるんで排水詰まりは間違いなさそうです。

 

 

電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業

 

 

外の排水桝を確認しても異常が無かったのと女子トイレは問題が無さそうだったんで男子トイレ小便器前にある掃除点検口から電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業をする事にしました。

 

 

先端金具にはブレードカッター５７を使って通管作業をしました。

 

すると何度かの当たりを超えた所でゴボゴボゴボって音と共に流れて行きました。

 

 

管内カメラ調査

 

 

ワイヤーを抜けた箇所でステイさせて元請けの水道メンテナンス会社の担当者様に報告すると『そこを管内カメラで見に行ってくれ』って指示があったんでＭ４０で管内カメラ調査する事にしました。

 

 

今回は各枝管の合流部分を撮影しました。

 

 

 

 

 

 

 

ブレードカッター５７が捉えてた異物を回収すると流せるシートでした。

 

 

再度ブレードカッター５７を通して管内カメラ調査をすると管壁がかなり汚れているのが確認出来ます。

 

 

１．１１ｍのトコにバリウムらしき物も写ってました。

 

 

ドロップ直前にはバクテリアの塊片か接着ノリ片みたいな物も確認出来ました。

 

 

フレックスシャフトＫ９－２０４での管壁清掃

 

 

ここからはフレックスシャフトＫ９－２０４を使って管壁清掃をして行きます。

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで排水管の管壁清掃をしました。

 

これ、状況が整うのなら外からの高圧洗浄でも良いんですがこの現場はそれを許しません。

 

 

ここまでやって各トイレの通水テストをして問題がない事を確認しました。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？

 

管勾配もおかしな箇所があるんでここまでやったからと言って今後詰まらないとは言い切れません。

 

そもそも節水トイレで配管経路が長いのも詰まる原因の一つです。

 

まっ、それよりも何よりも排水管清掃は定期的にやらなあきませんな…

 

現場からは以上です。