客席トイレ/嘔吐物により、大便器が詰まって水が溢れています
八尾市沼より【大便器【本日対応希望】客席トイレ/嘔吐物により、大便器が詰まって水が溢れています】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【女性用トイレ左側 ラバーカップを使用したところ便器内にたまった汚れた水が溢れて隣のブースに流れるため作業を途中で止めた。至急対応願います。】との事です。
この時点で『あぁ~INAXのトイレだな』って思いました。
スッポン(ラバーカップ)やローポンプ作業で下手くそがやったら圧でフロートゴムが上がって意図せずトイレが流れ出すってのがINAXのトイレあるあるです。
(同業者は経験あるでしょ?)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して時間帯責任者様に女子トイレに案内してもらうと【使用不可】の貼り紙がしてあり養生テープで扉が開けられない様にしてはりました。
店舗のトイレつまりで大便器が詰まったら業者さんが来るまではここまでやっとかないとお客様が使ってしまって思わぬトラブルに発展します。
さて、トイレの中に入るとスッポン(ラバーカップ)が突っ込んだままになっていました。
話を聞くとスッポン(ラバーカップ)がグラグラになってて『もし落としたらエラい事になるから業者さんに任せよう』と思ってそのままにしてたそうです。
ねじ込みタイプのスッポン(ラバーカップ)でねじが緩んでただけでした(笑)
さて、トイレの方はと言うと大便器の水位は上がったまんまで通水テストをするまでもなく絶賛トイレつまり継続中って感じでした。
夕方のピークが始まるまでに詰まりを解消させてしまわないと飲食店は嘔吐物の場合、消毒しながらの掃除もあるんで大変です。
店舗によっては厳しいマニュアルがあるから山川設備は消毒清掃まではしません。
トイレの品番確認
トイレのメーカーはと言うと予想通りINAXのトイレでした。
トイレタンクの品番はDT-4520でした。このタイプってスッポン(ラバーカップ)やローポンプ作業にコツが要るんですよね。
便器の品番はBC-220Sでした。最後がSなんでひょっとしたらリモデル便器なのかもしれません(知らんけどっ!)
ローポンプ作業
こんなときもチャンスがあれば動画を撮るんですが思いっきりGO PROが写ってしまってます(ガビーン!怒られるわ…)
実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。(公開するんかいっ!)
【閲覧注意】嘔吐分によるトイレつまりをローポンプ作業で抜いてみた❣️←YouTube
いつもの通りローポンプ作業で一撃必殺って感じでした。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?飲食店で嘔吐すると店員さん達に迷惑が掛かるんで止めましょう。
そもそも体調不良の時に外食したらあきません。
お店のイメージにも関わるからどうしてもリバースしなきゃいけないならクリーンにリバースしてやって下さい。
現場からは以上です。