八尾市沼より【トイレ排水 詰まってる】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【トイレ排水【至急】大便器/客席男子トイレ/詰まって流れません。修理お願いします◆店舗詰まり抜きしたが抜けない】との事です。
コロナでトイレにペーパータオルを置き始めた店舗様もいると思いますがこの様なリスクがあるってのを頭に入れといて下さい。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
依頼時に送られてきた写真
依頼時に送られてきた写真を確認すると個包装の手洗いシートのビニール袋が確認出来ました。
この写真を見て『何でコロナで飲食店が狙い撃ちされてるのか分かる気がする』って思いました。
コロナの最初の頃はパチンコ店が叩かれてましたが今や誰も叩かないのは業界全体が対策に力を入れたからやと思います。
その点…いや、止めとこう…
まずは状況確認から
現場に到着すると便座には貼り紙がされているんですが鍵を掛けたりドアを閉めてないからあわてんぼさんは気付かないと思うんですよね。
後、傍らに皆さんが大好きなスッポン(ラバーカップ)が置いてありました。
便座を上げてみると流石にビニール袋は全て除去されておりました。水が引いてあったんで生理用品や尿取りパッドの線は無いと判断しました。
そもそもここは男子トイレなんで生理用品だったら別の意味で怖いんですが…
レバー操作をして1度流してみると水位が上がり溢れそうになったんでトイレ詰まりは絶賛継続中なのが確認出来ます。
パッと見る限りトイレットペーパーの流し過ぎの様な気もしますが依頼時に送られてきた写真にもあった様に何を詰まらせたのかは謎です。
トイレの品番確認
トイレ詰まりに品番確認は必要無いと思われがちですがこの後のローポンプ作業で抜けない場合は便器を外す可能性があるんで落ち着いてるこのタイミングで先に品番確認をしています。
トイレタンクの品番はDT-4520でした。
便器の品番確認をするとINAX BC-220Sって事が確認出来ました。
この時点で床と便器の間にはコーキングがされていたんで『絶対に外したくないなぁ~』なんて思っているのはここだけの話です。
ローポンプ作業で詰まり抜き
とりあえずいつもの様にローポンプ作業で詰まり抜きを試して行きます。
引いて異物をズラせて押し込むいつもの動作です。
詰まり抜きが完了したらトイレットペーパーを流す通水テストをして流れの確認をします。
この一連の流れは是非とも動画で確認してみて下さい。
【トイレ詰まり 僅かな時間に何度ため息を吐くのか検証してみた👌】(YouTube)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?依頼元の水道メンテナンス会社様担当者様がいつも『何か詰まってました?』って聞いてくるんですが詰まってる物がどうしても知りたければ最初から便器を外すか排水桝で引っ掛けるしかありません。
ローポンプ作業で詰まり抜きをした場合、ほとんどが原因不明で終わる事が多いんです。
そんなこんなで最近難航現場ばかりでしたが久々に楽勝現場に当たりました。
長いトンネルやったで…現場からは以上です。
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