大阪市中央区道頓堀より【4F男子大便器詰まりの為、対応お願いします】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【TOTO SH230BAのトイレタンクの水量調整してきて!】って感じです。
トイレの詰まりが頻発してて他業者さんが管内カメラで確認しても特に原因が見当たらなかったとの事だったんでトイレタンク内の水量を増やそうって事です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するとさすがにトイレ詰まりを頻発させてるからか珍しく故障中の貼り紙がありました。
この時点ではトイレは詰まってないのを確認して次々と進みます。
トイレの品番確認
トイレタンクの品番がTOTOのSH230BAだったんで『ウチの事務所のSH231BAの手洗い無し版やなぁ~』って思いながら流してみたんですがウチの事務所のトイレより水量が多い様な気がしました。
便器の品番確認をするとTOTO CS230Bなんでウチの事務所のトイレと全く同じ便器の品番となります。
ウチの事務所のトイレは詰まった事が無いのと、この品番でトイレ詰まりの現場が少ないんで詰まり易いトイレって訳ではないんですが…
トイレタンクから出てきた物は?
依頼内容がトイレタンクの水量を増やすって事なんでトイレタンクの蓋を外して行きます。
この時点では写真には写っていますが全く気付いていません。
内蓋を外す際にとんでもない物がトイレタンクの中に隠されている事に気付いてしまいました。(赤丸印)
トイレタンクの中に隠されてた物は注射器でした手袋をしてるから指紋は付かないんでしょうが持つ時は何故だかブルブル震えました。
トイレの詰まりで便器の中から出てきたんは過去にもありましたがトイレタンクの中に注射器が隠されていたのを発見したのは初めてです。
トイレタンクの水量調整
トイレタンクの中に財布が入ってたりってパターンは何回か見た事があるんですが注射器は怖かったんで直接警察を呼ぶのかお店に報告するのか迷って元請けの水道メンテナンス会社担当者様に連絡をしてお店の方に報告をして後は任せました。
肝心要の水量を増やす作業ですが4工程ある内の3工程まではやってはりました。
残りの1つをやったんですが元々ウチの事務所のトイレより水量が多かったんで特に水量が増えた感じは無かったです。
併せて女子トイレの水量も増やす
男子トイレが中途半端に水量調整をしてたんで女子トイレも水量を増やす作業をしました。
TOTOのホームページに行けば方法が記載してるページがあるんで自力で見付けて下さい(苦笑)
写真を見ながらやれば『あぁ~ここの事ね!』って分かりやすくなっています。
こんな感じで女子トイレの水量も6Lから8Lに増やしました(苦笑)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?最初から最後まで読んだ方だけがこの事実を知る事になるんで他の人には内緒にしといて下さい(苦笑)
こんな事がトイレ詰まりで便器の中に注射器入ってて手を突っ込んで針が刺さったら命の危険がありますから絶対に便器に流しちゃダメです。
ってか、薬ダメ!絶対!!現場からは以上です。