先日、大阪府堺市南区鴨谷台キッチンディスポーザーの水漏れで排水栓に切換工事したお客様の水漏れ修理に行ってきました。
前回の作業はこちらからどうぞ!【ディスポーザ 水漏れ 排水栓に交換依頼 注意事項あり】
時間の関係上、前回出来なかった水漏れ修理で【トイレタンクの水漏れ、ウォシュレットの水漏れ、キッチン混合水栓の水漏れ】をそれぞれ修理して行きます。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
キッチン混合水栓の水漏れ
キッチンの状況
右側の水栓は浄水器用の水栓なんですが実はこれも調子が良くありません。
左側の伸びるタイプの混合シャワー水栓が使う度に水漏れしてたんで『交換してほしい』との事です。
幸いキッチンの下には水漏れしてなかったんで被害は最小限に収まっています。
これが白いタンクに水が溜まってる様だとかなり危険な状態です。
混合水栓の解体撤去
こんな感じでキッチンの混合水栓の解体撤去をして行きます。
今回の現場では割と簡単に解体出来ました。
次に取り付ける混合水栓は伸びないタイプなんで白いタンクも解体撤去しています。
混合水栓の取り付け
TOTOの混合水栓の取り付けはこの台座の取り付けから始まります。
上から混合水栓を取り付けて固定をします。
この混合水栓は山川設備で1番人気のあった商品です。
左がお湯で右が水になってます。保温材の色でも判断出来ますがピンクがお湯でブルーが水です。
基本的に分岐は浄水器は水で食洗機はお湯になってますから間違えない様に繋がなくては行けません。
TOTOのTKGG31EBって伸びないタイプの混合水栓を取り付けました。
この品番はラストになり次回からは品番が変わります。
トイレの水漏れ修理
トイレの水漏れ状況
ウォシュレットはランプが点滅してて左側の下で水漏れしてました。
便器を確認するとチョロチョロ水漏れがありました。
トイレタンクの蓋を開けてボールタップを確認するとポタポタと水漏れしてました。
この時点でボールタップはアウト判定になります。
トイレの品番確認
トイレタンク左上を確認するとINAXのトイレだと確認出来ます。
トイレタンクの品番確認するとDT-3510って事が判明します。
トイレタンクの水漏れ修理
止水バルブを閉めてウォシュレットを解体撤去しています。
止水バルブを閉めてるのに便器のチョロチョロ水漏れは止まらなかったんでフロートゴムはアウト判定です。
触ってる手を見れば分かると思いますがフロートゴムが溶けてズルズルになってます。
トイレタンクの手洗器の所に洗剤を置いてる家は知らないだけでフロートゴムを傷めています。
交換するフロートゴムはこちら!LIXILのTF-10R-Lってフロートゴムになります。
『おぉ~答えが分かった!』ってお喜びになるんは早いです。取り付けは相当難しくピンを流しちゃうと完全にアウトなんで自分でやろうとしてるなら十分気を付けて下さい。
ボールタップの修理
水漏れしてるボールタップを解体撤去して行きます。ダイヤフラムを交換しても直るかもしれませんがINAXの部品は常備してる物としてない物があるんで試したりとか出来ませんからボールタップの交換にしました。
ボールタップの交換をするんは簡単なんですが調整が困難を極めます。
浮き球を逆に試したりして1番干渉しないセッティングを探します。
ウォシュレットの交換
元々はINAXの温水洗浄便座が付いてたんですが今回はTOTOのウォシュレットに交換するんで止水バルブからの分岐金具を交換しなくてはなりません。
TOTOのウォシュレットなんでベースプレートの取り付けだけがちょっと難しいとは思いますが分岐金具との接続も気を付ける必要があります。
通水テストと動作確認
ウォシュレットの取り付けが終わってからトイレタンクの通水テストをして行きます。
各接続に水漏れが無いか?ボールタップからの水漏れはしてないか?便器のチョロチョロ水漏れは止まったか?
トイレタンクのレバー操作をして浮き球が干渉しないか?の確認もします。
後はウォシュレットの動作確認でこれはお客様も一緒に見てはりました(苦笑)
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?一言で水漏れって言っても色んなパターンがあるんですが気付いた時点でちゃんと修理して行く事を強くお勧めします。
特にマンションの場合は階下漏水させちゃうとなかなかの問題に発展します。
『ウチは保険を入ってるから大丈夫!』なんてイキってたらエラい事になるんでご注意を…
お金で解決するもんなら保険で大丈夫なんでしょうがね(苦笑)
現場からは以上です。