シャワー水栓止水不良 TOTO TMS25C 開閉バルブ交換
京都市右京区より【シャワー水栓止水不良の為、調査及び修理対応をお願いします。】って依頼が舞い込んできました。
20時頃の依頼だったんですが『水が出っ放し状態で最悪の場合サーモ水栓の交換でも良い』って管理会社の担当者様が言うから『往復の高速代が出るなら…』ってやんわりとお断りすると『出します、何時に着きます?』って感じ。
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して最初に思ったのは『このデカいテナントビルの中で水道管を折ったら詰むな…』って感じです。
店舗内のシャワールームに案内してもらうと入口付近でジャバジャバ水漏れしてる音が聞こえてました。
早速、中に入るとシャワー水栓の吐水口からジャンジャン水が漏っていました。
とりあえず止水せんとな…
シャワー水栓の品番を確認するとTOTO TMS25Cだったんで『開閉バルブを変えたらしまいやな…ただ、絶対に止水が必要やぞ…』って感じです。
交換する部品も手元に置いて後は止水栓を探す旅に出ました。
店員さんに止水栓の場所を聞きますが誰も知らず、警備員さんに聞いても知りませんでした。
警備員さんに案内してもらいビルのパイプスペースの縦管も見ましたがバルブがありません。
パイプスペースの入口付近の天井に点検口があったんで脚立で上って確認すると水道メーターと止水バルブらしき物がありました。
そのバルブを閉めてシャワー室に走ると店員さんが『止まりました!』って教えて下さいました。
開閉バルブの交換
ここからは時間の問題で店内に居るお客様には断水の案内をしてないんでパニックやクレームが入るまでに事を済ませなきゃいけません。
ちゃちゃっと開閉バルブを解体撤去しました。
ひょっとしたらコマパッキンの交換でも直ってたかもしれませんが試す時間はありません。
また開閉バルブは定期的に交換しとかないと固着して外せなくなっちゃいますから(笑)
新しい開閉バルブを取り付けて一気にパイプスペース前の点検口まで走って止水バルブを開栓しました。
後はゆっくりとハンドルを取り付けてエア抜きをしながらの通水テストをしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
なかなか夜の遅くにリスクのある仕事でした。
シャワー水栓の取り付け部分もグラグラだったんでサーモ水栓の交換なんて挑戦する気もありません。
現場からは以上です。