大阪府東大阪市吉田下島より【洗濯蛇口の交換希望】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【①2Fベランダに置いてる洗濯機の蛇口の上(ハンドル部)とホースのジョイントからも水漏れしてる。昔のタイプの蛇口なんで自動で止まる今時のタイプの蛇口とホースも新しく交換希望(洗濯機も新しい物に買い換える予定はあるそうです)②1Fの洗面所の2ハンドル混合水栓も古くハンドルを強く閉めても水が“ツー”っと流れていて止まらない…消耗品の交換で直るかなぁ~?】との事です。
簡単に言うと洗濯蛇口の交換と洗面所水栓の水漏れ修理といった感じです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは洗濯蛇口の状況確認から
現場に到着すると旦那様が割と詳しく状況を把握されてて『洗濯蛇口は交換してほしい』との事です。
症状としては依頼内容にもある様にハンドル部分とホースの繋ぎ目からの水漏れって事なんです。
ハンドル部分は三角パッキンの交換でも水漏れは止まると思いますが繋ぎ目の方は自在水栓だったらスパウト交換して水漏れを止める事は出来るかも知れませんが横水栓だと自動洗濯機元口の固定分のネジが原因なんで蛇口の交換しか方法がありません。
早速水道メーターのバルブを閉めようとメーターボックスを開けたらカエルが居てました(笑)
周りには田んぼもあるからなんですかねぇ~?
カエルに向かって『閉めるでぇ~』って言ってたのはここだけの話です(苦笑)
洗濯蛇口の交換手順
洗濯蛇口の解体撤去方法は本体を左に回せば外れます。
DIYでやろうと思えば簡単そうに見えますがヘルメシールで固められてる場合は水道管を折っちゃったりするんで気を付けて下さい。
今回も給水管はVP管やったんでかなり慎重に解体しました。
ちなみに山川設備がやっても3年に1回程度折れちゃう事があります(苦笑)
緊急止水弁付き洗濯機用横水栓を取り付けました。
取り付け方法は一旦シールテープを巻かず蛇口を取り付けみて何周回るんかを確認してシールテープを巻く回数を決めます。
シールテープを巻いたら本体を右に回せば取り付けれるんですがここでも取り付け口の劣化で割れるリスクがあります。
過去に1度だけ鉄管の取り付け口を割った事がありますが府営住宅やってビビった経験があります。
パイプスペースで切り換えれたから良かったもののあの時は『やってもたぁ~』って冷や汗が出ました(苦笑)
取り付ける前に写真を撮ってれば良かったんですが後から気付いて撮りました。
TOTOのTW11Rって品番の洗濯機用横水栓に交換しましたが2層式の洗濯機には使えません。
また洗濯機のホースを外して普通のホースに繋ぎ変えても水が出ないので植木に水をやったり出来ません。
あくまでも洗濯機用の蛇口となってます。
洗濯ホースを繋いでから水道メーターのバルブを開栓して通水テストをします。
まずは取り付け口と蛇口の根元の水漏れを確認します。ここで一旦洗濯ホースを外してエア抜きをします。
続いて再度洗濯ホースを繋いで洗濯機動作確認をして行きます。
今回の現場ではこの時点で洗濯機から水が出なかったんでフィルターを確認して清掃後再度通水テストをして洗濯機そのものがアウトなんが判明しました。
洗濯機の買い替えになるんで洗濯ホースは交換しませんでした。
合わせて読んでほしい別現場の施工事例
【大阪府東大阪市楠根 洗濯機蛇口水漏れ修理 蛇口交換】(本館サイト)
洗面所の状況確認
引き続き洗面所の2ハンドル混合水栓の水漏れ修理をして行きます。
洗濯蛇口の交換後に水道メーターが回ってたんでおかしいと思ってたら洗面所がジャジャ漏れでした(苦笑)
これでもかっ!って位にハンドル部分は閉められてましたがジャジャ漏れになってます。
水道メーターの検針しに来た人に『漏水の可能性がある』って言われたそうなんですが『洗面所がジャジャ漏れなんよねぇ~』って思ってたそうです。
選択肢としてはハンドル部分の交換、もしくは混合水栓の交換がありましたが旦那様は『シングルレバーの混合水栓にして!』との事です。
混合水栓の解体撤去
フレキ管を解体撤去してから混合水栓の解体撤去をしたんですが差し込むタイプのフレキ管がサビで固着してなかなか苦労しました。
実は洗面所の下のアングル止水栓で止水して解体撤去し始めたんですが水側の止水栓がバカになっててピシッと水が止まらず全体止水をして解体撤去しました。
奥様はずっと横で見てたから状況を把握出来てるんですが旦那様はパソコンをピコピコやってはったんで状況を報告しました。
止水栓も交換
旦那様が『それやったら止水栓とフレキ管も一緒に交換しといて』って許可をもらいました。
新しいアングル止水栓を準備して古いアングル止水栓を解体撤去しました。
水側のアングル止水栓を解体撤去すると一緒に15mmのザルボが付いてきました。
湯側のアングル止水栓に付いてきたザルボは30mmでした(苦笑)
ってか、この洗面所下の状況を見てると素人さんが取り付けた洗面所に見えます。
水道設備も寸法が合ってないし…昔はこんなんで良かったんですかねぇ~?
混合水栓の取り付け
シングルレバーの混合水栓でTOTOのTLHG30AEを取り付けました。
この水栓は現役なんですがそもそもこのタイプの蛇口が付いてる洗面所が少なくなってるんでアレなんですが歯磨きにしか使わないならこれで十分です。
シャワー水栓が付いてる洗面所は朝シャンするなら便利なんですが(苦笑)
アングル止水栓の取り付け&フレキ管加工施工
新しいアングル止水栓を取り付けました。寸法を図りフレキ管を加工施工しました。
フレキ管を接続する前に水道メーターを開栓して他の水道を使える様にして大奥様がトイレに行ける様にしました。
排水トラップは樹脂製やからこれでまだまだこの洗面所は使えそうです。
散水栓周りのホース交換
最後に旦那様に『散水栓のホース交換もして』って言われたんですが実はこのホース、随分前に買って交換を先延ばしにしてたそうです(笑)
奥様がやるつもりやったそうなんですが山川設備がやってるのを見て『やらんで良かったぁ~!ってか、やれんかったわ!』って喜ばれました。
こんな感じで全ての作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?旦那様がインタネットで検索して『近所に水道屋さんあるやん!』って山川設備を見付けてくれたそうです。
旦那様は山川設備のホームページもかなり見てたそうで割引クーポンも印刷してくれてました。
『地域密着型でやってて良かったぁ~!』ってしみじみ思いました。
ちなみに山川設備が東大阪市の水道局指定業者やったんも安心材料やったみたいです。
現場からは以上です。
キッチン混合水栓の交換参考記事
【大阪府東大阪市 キッチン蛇口交換修理】(本館サイト)