八尾市山本町より【トイレ厨房間の側溝詰まり】って依頼が舞い込んできました。
このチェーン店は厨房内に側溝があり、各排水は側溝に落としているんで『どれかの枝管でもつまったんかなぁ~?』って思いながら現場に向かいました。
連絡が入ったんが夕方だったんで『今から行ったらピーク時にかちあうで!』って言ったんですが『来てくれ!』との事です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着すると厨房内の側溝やと思ってたんですが客席側と厨房の間にある排水溝に案内されました。
話を聞くと1週間前から詰まってたそうです。
『ほな、何でこの時間に業者を呼んでん!』って思いましたが勿論口には出しません。
特に掃除をする時にしかこの辺りは水を使わんのに間もなくピーク時を迎えるのに作業をしなくちゃいけません。
目皿を外して指を突っ込んで排水管の径を調査します。ちなみのこんな感じの排水溝はトラップがある場合と無くて直管の場合があります。
電動フレキシロッダーFREを準備
恐らく作業中にピークになるのは目に見えていたんで電動フレキシロッダーFREで通管作業する事にしました。
こちらの方が軽いから撤収作業が早いんです。
ワイヤーは8mmのベーシングワイヤーを選択しました。シングワイヤーだと8mmにしようが6mmにしようがドロップヘッド小を使うんでドレン配管で曲げるんはなかなか時間が掛かるからです。
その点ベーシングワイヤーは一体型なんで細いドレン配管もスルスル入って行きます。
電動フレキシロッダーFREで通管作業
んな訳で30mmの配管にベーシングワイヤーをドンドコ通して行きます。
この時点では右側の側溝からワイヤーが出てくるもんやと思っていたんですが…
このチェーン店のほとんどはオープンキッチンやと言うのもあって厨房は意外に綺麗なんですが調理台の下の側溝は流石に掃除をサボってるのか汚くて塞がれてたみたいです。
ワイヤーが側溝に到達したんで通水テストをしながらの通管作業に切り替えます。
通水テストをしながらの通管作業
水は流れてるんで排水口から水を出しっ放しにして通管作業を続けます。これを横着して掃除をしながら流しちゃうと大抵すぐに再発しちゃいます。
まずはドレン配管の中に溜まってる土砂を側溝まで落とします。
ちょっとずつ排水溝の土砂も流し込んで綺麗に掃除をして行きます。
この掃除の間はワイヤーは抜かずいつでも閉塞しても良い様に準備しとります。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?時間的には僅かな時間やったんですが案の定続々とお客様が入ってきます。
排水溝に目皿を装着して行きます。
排水溝に蓋をしたら作業は終了です。店長さんにザックリ説明して撤収しました。
予想通りピーク時にかち合ったんですが何とか作業が出来ました。現場からは以上です。