奈良県北葛城郡王寺町王寺より【グリストラップ詰まり】って依頼が舞い込んできました。
夕方までは仕込みをしてて営業してない居酒屋チェーン店なんで中途半端なアイドルタイム(14~16)の指定は無かったんで現場に向かう事にしました。
先程まで豊中市中桜塚に居てたんで50k超えの移動となります(号泣)
電動フレキシロッダーCRE(ドレンクリーナーや電動トーラーって言う人もいる)で通管作業しました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して状況を確認すると側溝からグリストラップに流れ込むタイプのお店でした。
店長さんの話ではグリストラップが詰まってるのか水を流すと側溝が溢れてくるって事でした。
早速、グリストラップの蓋を外してみましたが現時点では水が溢れて無かったんで詰まってるってよりは流れが悪いって事なんでしょうか?
ちなみに居酒屋チェーン店の割にはグリストラップは比較的綺麗に掃除されていました。
通水テストをしてみる
各シンクの蛇口を出しっ放しにして通水テストをしてみる事にしました。
どうせ詰まってるんでしょうが状況証拠を撮りたいんで敢えて水封トラップを外して通水テストをします。
水封トラップを外した時点でも詰まってるのは確認出来るんですが敢えて溢れそうになるまで水を出しっ放しにして水位が上がったタイミングで写真を撮ります。
これでグリストラップのバケットが詰まってるんではなく外に向かう排水管が詰まってる状況証拠になります。
排水管は75なんでブレードカッターが使えそうです(笑)
電動フレキシロッダーCREで通管作業
今回は電動フレキシロッダーCREで通管作業するんですが最初からブレードカッター57を装着しての通管作業となります。
理由は簡単で店の外に化粧桝があったから最悪の場合でも何とか出来そうと思いました。
10mmワイヤー10mのブレードカッター57を装着したセッティングで作業を開始したんですが2つ目の曲がりをワイヤーが通過した時点で排水詰まりは一旦解消しました。
念の為にと更にワイヤーを進めて行くとすぐに再発したんで一旦ワイヤーを戻してみます。
ブレードカッター57が捉えた異物
4回位抜けたり再発したりを繰り返したんでワイヤーを戻してみるとプラスチック製品が捉えられました。
ちなみに店長さんは『こんなのウチが流すかなぁ~?』って不思議がっていました。
このプラスチック製品を取り出してから再度ブレードカッター57を通して行き油脂の塊を除去して行きました。
何カ所か油脂の塊に当たりましたがブレードカッター57が難なく崩してくれました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?水封トラップを復旧させてから更に各シンクから水を出しっ放しにして使った道具や雑巾を洗いながら通水テストをして行きました。
幸い排水は順調に流れて言ってるんで化粧桝を開ける事は避けれました(苦笑)
これが排水桝でブレードカッターが引っ掛かったりすると厄介な事になり面倒くさいけど化粧桝開けなアカン様になっちゃいます。現場からは以上です。