東大阪市鷹殿町より【水道局の人が漏水調査したらメーターのボックス付近から水漏れしていると言われた】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【コンクリートの下の配管かも?】との事です。
水道局の検針の人がここから音がするって指摘して指定業者のリストをもらって、その中から山川設備を選んだそうです。
ちなみに山川設備は東大阪市の指定給水装置工事事業者です。(指定番号 第891号)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
参考記事
【東大阪市 水道修理 散水栓BOX 水道管が抜けじゃじゃ漏れ?】
【漏水調査をした工務店が動かず 山川設備が給水管を切り換える】(本館サイト)
【台所 蛇口 2ハンドル水のカランが空回りして水が止まらない?】(本館サイト)
まずは水漏れの状況確認から
現場に到着して奥様に挨拶を済ませて状況を伺います。ただ、この現場では水道メーターの蓋を開けた時点でハッキリと水が噴き出してる音が聞こえたんで『なるほど、だから検針の人がコンクリートの下って言った訳ね(笑)』なんて思いました。
水道メーターボックスに水が溜まってない事から『シュモクパッキンって訳でもなさそうやな…ってかメーターを見る限りかなりの水漏れやなぁ~』なんて思いながらコンクリートをハツる許可を頂いて作業をスタートします。
コンクリートのハツリ解体
水道メーターボックス内の止水栓を開けたり閉めたりしながら音を聞いて『これ割と近くで水漏れしてんぞ?』なんて思いながらチッパーを準備します。
念の為に奥様に水道を止める案内をして許可を得てハツって行きます。
奥様がなかなナイスな人で『お風呂に水を溜めて下さい』って言ったら『バッチリ溜めてます』との事です。(これを仕事は段取り、洗濯はランドリーと言う)
ハツり始めて『駐車場やのに案外浅いな、ってか、土が随分とさらわれてるぞ?』なんて思いながら作業を続けます。
掘削作業(これが手掘りじゃぁ~!)
掘削作業をしてるとVP管の継ぎ手が出てきたんで『怪すぃ~!』って思いながら更に掘ります。
ここまで掘削してから止水栓を開栓するとエルボの継ぎ目から噴水ショーが始まり慌てて止水栓を閉めて奥様に確認してもらいます。
『ギャーッ!こんなに漏れてるん?』って良い反応をしてくれました。
ってか、誰がやったんか知りませんがVP管の継ぎ手を使ってるんですよねぇ~(苦笑)
手前側にコンクリート、向こう側に土って感じで分けながら水道設備の改修工事が出来るだけハツッて掘削して水道設備の解体撤去をして行きます。
メーター周りの解体撤去
自分は作業に没頭してるから撮ってなかったんですが相方がシュモクを解体してるトコの写真を撮ってくれてました。
シュモクのナットやパッキンからの水漏れ案件もよくある案件なんでこのタイミングで交換しときます。
給水設備の切り換え工事
水道メーターは13mmやのに水道管は20mmと言うたまに見掛ける水道設備で後々の事を考えてシュモクからHI管に切り換えしときました。
配管工事したらノリが乾くまで30分間一服タイムとなります(笑)
なんとなく排水桝の確認
実際に一服した後も時間が余りますから何となく排水桝の確認をしました。
『なるほど…排水桝も崩壊しとんがな(苦笑)しかも随分前に補修したトコも割れてるがな…』って確認して奥様に報告します。
『こんなんどこに言ったら直してもらえるんですか?』って言われたから『ウチでも出来ますよ、補修工事は意味が無いからやらないですけど…』って答えときました。
水道メーターを開栓
水道メーターの止水栓を開栓して水道メーターが回るのかを確認します。
最初はじわ~っと回ったりして『まだ他にも漏れてるんかいっ!』って場面もあったんですが奥様に協力頂いて家中のエア抜きをしてビタッとメーターが止まりました。
埋め戻しに左官工事
めでたしめでたしと言う事で埋め戻しをして行きます。
左官工事をしてこの現場の作業は終了です。
まとめ
そんな訳でどないでしたか?検針の人が今日見付けて今日業者を探して今日直すと言うレスポンスの良さ(笑)
何よりもかによりも『指定業者のリストを見た瞬間に何か見た事あるって思った』って言われたんがとてつもなく嬉しかったです。
色々おもろい話をして笑わそうとしたんですが全て奥様にツッコまれて笑いの手柄は持っていかれたけど楽しい現場でした。現場からは以上です。