大阪市都島区都島北通より【厨房グリストラップ 詰まり】って依頼が舞い込んできました。
1度、別の元請けの水道メンテナンス会社からの依頼で行った事がある店舗さんです。
参考記事【厨房内 排水溝 詰まりの為 グリストラップから水が溢れてる】
事務員さんから『前も行ってる現場です!3ヶ月で再発してるみたいです(苦笑)』って報告を受けて施工ブログを読みながら現場に向かいました。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着して16:00までの間にドレンクリーナーに10mmのワイヤー20mをセットしときました。
2階の厨房内に入ると前回の作業時は厨房内の床の上まで水浸しやったのに今回は水浸しになってませんでした。
グリストラップ大の確認をすると前回の作業時に『仕切り板をせんと絶対に再発すんで!』ってお伝えしてたのに仕切り板は無いまんまでした(苦笑)
グリストラップ大の水位が引いていたので店員さんにどんな状況やったのか聞くと『詳しい事は知りません』との事です。
念の為に通水テストをしながらグリストラップ小の方を確認するとこの状態でした。
『ここは掃除の頻度はどの位ですか?』って尋ねると『掃除した事が無いです』って感じです。
洗い場シンクの蛇口を2つ出しっ放しにして通水テストしながらの通管作業をして行きます。
ドレンクリーナーで通管作業 グリストラップ小
通管作業する前にざっとゴミ取りをして行きます。
とりあえず排水経路の確認がてらワイヤーを通して行きます。
10mmのワイヤーは20mでドロップヘッドで通管作業を始めます。
グリストラップ大の蓋を開けて確認しながらの作業しました。
ドロップヘッドがグリストラップ大に到達しました。
ブレードカッターに交換
ワイヤーのヘッドをドロップヘッドからブレードカッターに交換します。
曲がりの数が把握出来て距離も掴めたならブレードカッターで通管作業するんが早いです。
先程と同じ様にグリストラップ大を確認しながらの作業です。
ブレードカッターは一気に油脂の塊を除去するのに適していますが曲がりの数が多いと使いづらいです。
回転エルボを取り付けて水封した状態で通水テストをしながら確認して問題が無かったのでグリストラップ小の作業は終了です。
グリストラップ大の通管作業
引き続きグリストラップ大の通管作業に取り掛かります。
エルボを外してブレードカッターのままで通管作業をして行きます。
当たりを4つ超えたトコでワイヤーを戻してエルボを取り付けて水封して通水テストをして行きます。
ドロップヘッドに交換
再度ワイヤーのヘッドをドロップヘッドに戻します。
ブレードカッターの小に交換したかったんですが見当たらなかったんでドロップヘッドに戻しました。
勿論、通水テストをしながらの通管作業でここまで洗い場シンクの蛇口はずっと水を出しっ放しにしてます。
エルボを取り付けて水封して通水テストで最後の確認をしました。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?和歌山市美園町の現場で他業者さんがブレードカッターを使いまくってたのを見て勉強してたんが功を奏したパターンです(笑)
ただ、イキって使うとロクな事にならないんで排水経路の確認はドロップヘッドで行う様に心掛けています。
ってか、1度高圧洗浄した方が良いし、そもそもグリストラップ大の仕切り板をしないといけません。
3ヶ月で再発は通管業者にとっては美味しいパターンです(笑)
現場からは以上です。