奈良県北葛城郡広陵町安部より【鍋場下 水栓から水漏れ】って依頼が舞い込んできました。
連絡があったのは昨日の夜やったんですが時間的に対応するんが厳しく『ほな、明日は?』って聞かれたんで『午前中は予約で埋まってる、アイドルタイムなら空いてます』って回答すると『んじゃそれでお願いします』ってなり今日のアイドルタイム(14~16)訪問となりました。
最近、このチェーン店の修理に良く行ってますが依頼内容のほとんどは鍋場付近の水漏れトラブルです。『たまたまかなぁ~』
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着するとこの水栓からポタポタ水漏れがありました。
店長さんが3つのバルブを閉めながら『ここが水漏れしてるんです』って言ってました。
下の2つの蛇口の吐水口からは全くポタポタと水漏れしてなかったんで『水栓の水漏れじゃ無さそうやな』って判断して他の箇所からの水漏れを探します。
すると上にあるハンドルのバルブと給水単管のナット部分からの水漏れが確認出来ました。
パッキンがあるけどパッキンじゃない
恐らくナットにはパッキンって考えの人が施工したんでしょうがパッキンそのものは給水単管の中に入り込んでいました。
給水単管が平行ネジじゃなくテーパーネジだったんでパッキンじゃなくシールテープでいいと思います。
このチェーン店は出入り業者に物凄く丁寧な喋り方をしてくるんですが他のチェーン店だったら『パッキン、パッキン』ってうるさかったと思います。
営業時間中に単独の止水をしたんじゃなくエリア止水をしてたんで写真をのんびりと撮っている暇はなかったので最低限の写真しか撮れてません(苦笑)
パッキンを使わずシールテープ処理
そもそもこのチェーン店は水道業者にとって天国なくらいの対応をして下さるんで言う暇が無いんですが(苦笑)
これがやかましいトコで『パッキン、パッキン』って言われたら『パッキン使わずに水漏れを止めるから見とき』って言って作業後に『どやっ?これでもパッキンって言うか?』ってギャフンと言わすんですが(笑)
このタイミングで店長さんに『水漏れ止まりました!』って言うと『えっ?もう止まったんですか?プロは凄いなぁ~』って褒めちぎってくれました。
まとめ
水漏れ原因の質問をされたんでシールテープとパッキン、平行ネジとテーパーネジの違いを説明しました。
キョトンとされてたんで『大阪と京都の違いみたいなもんです』って言うと『なるほど一緒にすなやってあの感覚ですね(笑)』って上手く伝わりました。
お店の名前は出せないんでアレなんですが分かれば納得出来ると思います(苦笑)
んな訳で現場からは以上です。