店内排水桝が詰まっておりグリストラップへの排水量が減ってる

大阪府岸和田市八阪町より【厨房内洗浄機辺りの冷蔵庫周りの店内排水桝が詰まっておりグリストラップへの排水量が減ってる状態です】って依頼が舞い込んできました。

 

連絡を受けた時点では東大阪市に居てて岸和田市までは夕方は混むからやんわりと断ったんですが、状況を聞く限りグリストラップから店内排水桝までの排水管が詰まっているのは明らかで高圧洗浄機を使って洗管作業するにしても飲食店でそこそこの装備が必要ですから問答無用で山川設備が行く事になりました（苦笑）

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

現場の状況確認

 

 

現場に到着して挨拶するよりも先にグリストラップのチェックするとグリストラップそのものは詰まっておらず店内からグリストラップまでの排水管が詰まってる感じでした。

 

帽子とマスクをして店内の状況を見させてもらって『よしっ、グリストラップから店内排水桝に向かって高圧洗浄機を使って洗管作業や』って思いました。

 

 

高圧洗浄機を準備

 

 

早速、低騒音ハイパワーの高圧洗浄機を準備して行きます。

 

ご覧の通り、もう秋なのか外は真っ暗になっています。

 

 

駐車場は店舗の真裏にあって事前にカラーコーンで止める場所は確保してもらってました。

 

それでも高圧ホースと水道ホースは伸ばさなきゃグリストラップまで行けません。

 

 

久々にライトを出してきたんですが、もうそんな季節になって来たんですね（苦笑）

 

暗いと夜に勘違いして『音で苦情来るなよ』ってビクビクしちゃいます。

 

 

洗管作業を開始

 

 

３分の洗管ホースに前方１穴後方６穴の洗管ノズルを装着して前方１穴は塞ぎます。

 

これで一気に排水つまりを抜いてしまう作戦です。

 

 

夜間に突入するかしないかの時間なんで最初から水量全開で高圧洗浄機を使って洗管作業して行きます。

 

 

店内の排水桝から側溝まで全て詰まっていたんで抜けた瞬間からしばらくは物凄い水量が流れてきました。

 

 

店内排水桝の確認

 

 

排水が収まったタイミングで店内排水桝を確認しました。

 

この他の排水桝も到着時は溢れていましたが全て水は引いてました。

 

 

その後、グリストラップから店内の最終排水桝までを洗管作業続けます。

 

あくまでも営業出来る様にって指示でしたが店内の最終排水桝までは油脂の塊はほぼほぼ取り除きました。

 

 

作業の仕上げ

 

 

恐らく水の勢いでゴミカゴから水が超えない様にするエルボだと思うんですが到着時には外されてましたが取り付けもしときました。

 

 

グリストラップの蓋をして作業は終了です。

 

忙しい時間帯での作業だったので店内の各排水管は洗管作業していません。

 

 

まとめ

 

近い内に店内の各排水管も高圧洗浄機を使って洗管作業した方が良いと思います。

 

詰まってからとりあえず応急処置なんて定期清掃してれば防げますしお金の無駄です。

 

一般家庭の分譲マンションでも定期清掃するんやから飲食店なんて絶対に定期清掃しといた方が良いです。

 

そんな訳で現場からは以上です。