大阪府大阪市東淀川区豊新より【男子トイレの詰まり】って依頼が舞い込んできました。
普通、トイレつまりって言ったら超デカいウンコが詰まってたり、トイレットペーパーの流し過ぎだったりってのが一般的なんです。
ところが珍しいパターンになるとPanasonic CH3000を代表とするタンクレストイレそのものの故障で流せなくなる事があるんです。
そんな場合はスッポンは勿論、ローポンプ作業でも詰まりは抜けても流れないって事になる可能性があるんです。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
到着時の状況
現場に到着すると店長さんが男子トイレに案内してくれました。
トイレのドアにちゃんと貼り紙をして待っててくれたみたいです。
山川設備の本館サイトの施工例のページで何度も言ってますがお客様に周知してもらえる様に貼り紙を貼っといて下さい。
トイレ内の状況は
パッと見た瞬間に『うわっ!タンクレストイレやん!』って身構えてしまいます。
トイレの詰まりで流れないんならローポンプ作業をしたり最悪の場合便器を外して反対側から抜いたりも出来ますが横に向けて取り出せない時はめんどくさい事になるんです。
一応、品番確認
一応、品番確認をしてみるとPanasonicのCH3000ってトイレです。
世間ではアラウーノって名前が認知されてます。
便器の状況は
便器の蓋を開けて確認すると水が引いてない状態でした。
『詰まってるんだから水が引いてないのが普通じゃないの?』って思われるかも知れませんが汚物やトイレットペーパーの流し過ぎが原因やったら到着時には水は引いてる事が多いんです。
ただ、ココは男子トイレなんで生理用品の可能性は薄いと思います。
ちなみに生理用品や尿取りパッドで詰まらせた場合は水が引いてない場合が多いです。
ローポンプ作業をしてみる
とは言え、汚物やトイレットペーパーの流し過ぎが原因の場合でも水が引いてない場合も無くは無いんで『頼むから詰まりであってくれ!』って強く念じてローポンプ作業をします。
するといつもの通り一撃必殺で抜けました。問題はここから…
トイレットペーパーを流す通水テスト
普通のトイレなら『やれやれ(苦笑)』って感じでトイレットペーパーを流す通水テストをして行くんですがアラウーノそのものが故障の可能性がありますから緊張します。
普段なら3玉位のトイレットペーパーを流す通水テストするんですが1玉から始め徐々に増やして行きます。
通水テストをしながらボタン周辺のランプが点滅してないかの確認をします。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?もしランプが点灯じゃなくて点滅してたらメーカーさんに連絡して下さい。
迷わずすぐにです!必ず再発しますんで動いてる間にメーカーさんに見てもらって下さい。
恐らく『トイレの寿命です』って言われると思うんですが(苦笑)
このトイレ、結構安い金額で出回ってるそうなんですが自分ならタダでもこのトイレは自宅には選びません(笑)