グリストラップ詰まり トラップの点検口の蓋を開けっ放しにしてた
池田市石橋より【グリストラップ詰まり】って依頼が舞い込んできました。
グリストラップを詰まらす店舗って色んなパティ~んがあるんですが、そもそも論なんですが詰まらせちゃダメです。
排水って使ってると必ず詰まってくるんですが必ず詰まってくるってのがキモで詰まる前にメンテナンスをすれば良いんです。
たったそれだけが出来ないって…
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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から

【到着時の状況 グリストラップ詰まり】
現場に到着すると昨日休みやった方しか居なくて昨日の状況は聞けませんでした。
ちなみにこの案件は昨日の夜に問い合わせがあって今日のアイドルタイムの訪問となってます。

【溢れていない】
グリストラップの蓋を開けてみるとパッと見は詰まって無さそうでした。
それよりもトラップの点検口の蓋が無い事が気になってきてます。
ここで厨房の蛇口を全て全開にして通水テストをしてみたんですが蛇口の8割は水漏れしてました。

【水位が上がってきた】
暫く水を出しっ放しにしてるとグリストラップの排水が追い付かなくなって水位が上がってきました。
ここまでかなり時間が掛かってたんで相当先の方で詰まってるんやと思います。
電動フレキシロッダーCRE

【電動フレキシロッダーCRE】
流れが悪いだけやったらフレックスシャフトK9-204の出番なんですが完全に詰まってるんで電動フレキシロッダーCREの出番となりました。

【異径グリスカッター54】
10mmワイヤーの先端金具は異径グリスカッター54を選択しました。

【詰まりは抜けた】
およそ15m先の塊を崩した瞬間から一気に流れ始めました。
この辺の実際の作業の様子は是非とも動画をご覧下さい。
【グリストラップの詰まりが抜けた瞬間に撮りました😳】←YouTube
ブレードカッター75に変更

【ブレードカッター75に変更】
ここからフレックスシャフトK9-204で管壁清掃をしたいトコですが予算を通してる時間が惜しかったんでブレードカッター75に変更する事にしました。

【ジャンジャン流れてる】
十分に通水テストをしてお店の責任者様に流れを確認してもらいました。

【作業後の写真】
排水トラップの蓋を閉めて水位が上がって来ないかの確認をしました。
これが蓋を閉めると流れが悪いなら油脂の塊がドッサリって感じなんで管内カメラ調査をしながらのフレックスシャフトでの管壁清掃に移行します。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?
次があったんで通水テストもそこそこに撤収作業に入りました。
あんまり詳しく調べたら管内カメラ調査をしながらのフレックスシャフトでの管壁清掃になっちゃうって思った訳です。
現場からは以上です。