小便器 ４台中２台詰まり 尿石除去剤とローポンプ作業の合わせ技

 

門真市大橋町より【小便器 ４台中２台詰まり】って依頼が舞い込んできました。

 

男子トイレ小便器の詰まりで厄介なんは排水口が目皿のパターンです。

 

尿石除去剤とローポンプ作業で詰まり抜きしたんですが、ここまでも時間が掛かりますし、これで解消出来なければ小便器を外しての作業となります。

 

幸いこの現場は外さなくて済みましたが…

 

山川設備ではYouTubeチャンネルでも情報発信してるのでそちらも併せてご覧下さい。

 

山川設備のYouTubeチャンネル(チャンネル登録お願いします)

 

では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着すると小便器には【使用不可】の貼り紙が貼ってありました。

 

 

排水口が目皿なんはショックですがとりあえず水を流してみると流れが悪く水が溜まってしまいます。

 

 

尿石除去剤投入

 

 

ここで尿石除去剤のデオライトーＳＳを投入します。

 

反応する時間は待つしか無いんですが最低でも１５分はほったらかしにします。

 

ここで『小便器の詰まりにはデオライトーＳＳかぁ～』ってスマホを手に取ったあなた！

 

わざわざデオライトーＳＳを買う必要はありません。

 

サンポールでも代用が出来ます。

 

家のトイレの掃除洗剤は実はサンポール一択なんですが、世の中の騙されやすい人はパッケージの宣伝文句を信じて他の物を手に取ります。

 

そもそも、普段の掃除をちゃんとマメにしとけば小便器なんてガムを落としてそれにチ○毛が引っ掛からなければ詰まる事なんてありません。

 

要は掃除が甘いんです。全ての詰まりに共通してんのは掃除の甘さです。

 

 

ローポンプ作業で詰まり抜き

 

 

話が長くなったんでおさらいします。尿石除去剤を投入して３０分待ってからローポンプを準備しました。

 

 

んでローポンプ作業で詰まり抜きして行きます。

 

このタイプの小便器はトラップの先にあるフランジパテ付近で詰まってる事が多いんでそれをイメージしたローポンプ作業を行います。

 

ここで配管の詰まりの手応えを感じたら小便器を外す段取りが必要です。

 

長々と尿石除去剤を繰り返すのは実は時間の無駄なんです。

 

ちなみに今回のこの現場は一撃必殺でアッサリ詰まりは解消しました。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？

 

 

何度も十分に通水テストをして再発しないか確認をしてお客様にも確認をしてもらいます。

 

尿石除去剤とローポンプ作業で詰まり抜きした場合は全ての詰まりの原因が解消してる訳じゃないんで遅かれ早かれ再発します。

 

必ずお客様に確認をしてもらってからの作業の終了となります。

 

現場からは以上です。