食器洗浄機を使用すると焼き台後ろの手洗いまで水が逆流する

 

高槻市城北町より【食器洗浄機を使用すると焼き台後ろの手洗いまで水が逆流する】って依頼が舞い込んできました。

 

依頼の連絡が来たのは前日の夕方前で営業時間外をリクエストされたんで本日の対応となりました。

 

仕込み中での作業となりますが皆さんがかなり協力して下さったんで徹底的に配管清掃が出来ました。

 

協力が無ければ大変なんです。

 

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では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。

 

 

まずは状況確認から

 

 

現場に到着して話を聞くと食洗機を回すと奥の手洗いまで水が逆流して床が水浸しになるとの事でした。

 

とりあえず食洗機を回すと特に再現せずって感じです。

 

 

床からはＨＴ管が立ち上がってて排水蛇腹ホースが差し込まれていました。

 

何度か食洗機を回したんですが再現出来ませんでした。

 

 

グリストラップを確認すると配管が５０で珍しいなぁ～って思いました。

 

多少の水は流れてきますがグリストラップまでの到達時間が遅いんで配管が詰まってると断定しました。

 

 

フレックスシャフトでの通管作業

 

 

グリストラップの配管が５０で食洗機の配管が４０、そしてガンガンには詰まっていないってトコなんでフレックスシャフトでの通管作業を選択しました。

 

電動フレキシロッダーＣＲＥでの通管作業だとワイヤーを１０ｍｍシングルワイヤーと８ｍｍシングルワイヤーで交換せなアカンからチェーンノッカーを交換する方が効率が良いと思ったんです。

 

 

グリストラップ側から上流側に突っ込んで搔きまわしているとゴロゴロと油脂の塊が出てきました。

 

途中からは上流側２箇所から水を出しっ放しにして通管作業を行いました。

 

 

食洗機配管も個別に

 

 

グリストラップからの通管作業で他の流れも良くなったんですが念の為に食洗機側からもチェーンノッカーを突っ込んで行きます。

 

 

直接通水テストをしながらの通管作業なんですが全く問題が無かったんでメイン管だけでも良かったかもしれません。

 

 

その他の水漏れ箇所

 

 

通管作業をしてる最中から気になってた水漏れ箇所の断定をして行きます。

 

 

排水栓の水漏れはアフレの排水蛇腹ホースナットからポタんポタんと水漏れしてました。

 

壁伝いの方はＨＴ管の給湯管かフレキ管のピンホールかシンクの蛇口の水漏れが壁伝いに落ちてるか微妙なトコです。

 

 

まとめ

 

そんな訳でいかがでしたか？

 

一応、元請けの水道メンテナンス会社の担当者様に連絡して直すのか直さないのかの判断を委ねてみましたが一旦保留となりました。

 

まあまあの追っ掛けっこが予想されたんで本部様に報告してからとなりました。

 

現場からは以上です。