大阪府大阪市大正区三軒家東より【3F女子トイレトイレ手洗器とトラップの配管接合部分が外れており水が漏れる】って依頼が舞い込んできました。
連絡が入った時は『U管が外れて水漏れしてるんかなぁ~?もしくは片ツバ管のツバが破損して外れた感じの水漏れなんかなぁ~?』って感じで簡単に考えてました。
いつも通り色んな場面を予想しながら現場に急行したんですが、予想してたんとは全く違う状況で結論から申し上げますと本日直せてません。
恐らく普通の業者さんよりはたくさんの種類の補修パーツを車に積んでる山川設備ですが今回の現場では応急処置すら出来ませんでした(苦笑)
さて、今回の現場ではどんな感じやったんか解説したいと思います。
まずは状況確認
現場に到着すると特に使用禁止にしてる訳でもなかったです。
まず、調査の段階で左右どちらの水栓もキッチリ固定がされていません。
『こんなけグラグラしてても誰も気付いてないのか?気にしてないのかどっちやろ?』って思いながらのスタートです。
右からチェックするか?左からチェックするかをコンマ5秒迷いましたが左側からチェックしました。
すると手洗器とトラップの配管接合部分に…ガムテープが貼ってました(苦笑)
ビニールテープでもどうかって思いますがガムテープって…
作業開始
ガムテープを剝がす際に手洗器が置いてるだけって気が付きました。
普通はコーキングして固定してそうなもんなんですが…
接合部分を確認してなんで外れたかをチェックしながら『排水トラップを交換したら良いんやろうけど手洗器の固定はどうしてたんやろ?』って思いました。
接合部分を分解
この目皿の真ん中からネジで挟み込む仕組みになっている事までは分かりました。
んで、目皿の真ん中の穴が広がってネジが止めれなくなったんも判明しました。
恐らく自分達でも目皿を外したりしてたんやと思います。
挟み込みさえ上手く行ったら直せそうな気がしました。
ネックは目皿の真ん中の広がった穴だけかと思うんですが…
応急処置
んで、考えたのがこれ!コマパッキンのパッキンにネジを差し込み、挟み込む作戦!
これで一旦は挟み込む事に成功しました。
駄菓子菓子、通水テストをして行くと挟み込んだ部分からの微量の水漏れがありました。
まとめ
排水トラップの交換をしたら良いのは最初から判断出来てましたが、挟み込むパーツや目皿は持ってなかったんで取り寄せ出来るまでの応急処置が出来れば御の字かなぁ~って思いましたが現実は甘くありません。
シールテープやアロンテープも一瞬頭によぎりましたがすぐに切り替えました。
そもそもガムテープで何とかしようとしてた現場なんで自動水栓のコンセントを抜き止水栓も閉めました。
中途半端に使える様にしても排水トラップ一式が届く前に水漏れしたらやいのやいの連絡ありそうな気がしたから使えなくしました。
これで一旦は作業終了で排水トラップ一式が届いたら後日作業となります。