大阪市阿倍野区より【2Fのキッチン排水詰まり キッチンから高圧洗浄したら逆流した】って依頼が舞い込んできました。
同業他社様からの依頼で2Fのキッチンの排水詰まりで上流側から逆流させながら高圧洗浄やってたらしいんだけど諦めて『ドレンクリーナーで通管作業して!』って連絡が入りました。
グリスカッター37が大活躍したのはここだけの話です(苦笑)
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
現場に到着してまず確認する事は排水管の立ち上がりの径と材質の確認、後は排水桝の有無です。
我々の業界では『ハマった人の現調は信じるな』って格言がありますから人の話は鵜吞みせずに現調を行います。
他業者様の応援で行った時はお客様は相当待たされてるんでモタモタしてる時間はありません。
電動フレキシロッダーCREで通管作業
一応作業は念には念を入れて電動フレキシロッダーCREで通管作業でします。
これが自分の現場ならFREでやってるかもですが人の現場は出し惜しみしてる場合じゃありません。
ワイヤーも10mmのワイヤーで20mを用意して通管作業を開始します。
本来ならば10mでも良さそうなレイアウトでしたが距離が足らなくてワイヤー交換するんは不細工なんで最初から20mで行きました。
グリスカッター37に変更
詰まりそのものはそんな難しい感じじゃなかったんですがウチの通管作業の後に更に高圧洗浄の続きをしはる予定だったんでグリスカッター37に変更して出来る限りの油脂の塊を除去して行きました。
『ひょっとしたら難航するかも』ってちょっと思ってたんでクロススピアヘッドも用意をしてたんですが使う事無く詰まりは抜けました。
滅多に使いませんがクロススピアヘッドやコンポジットヘッドなんかを装着し始めたら色んな事を覚悟してもらわないとあきません(苦笑)
通水テストしながら通管作業
途中で蛇腹ホースを刺して通水テストをしながらの通管作業に切り替えて水が逆流してこないかの確認してワイヤーを戻して行きます。
この段階で逆流する様だと高圧洗浄しても再発するんがオチなんで割としっかりした通水テストをしながらの通管作業です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか?通管作業の後に同業他社様が高圧洗浄してるのを暫く見守り大丈夫そうなんを確認して片付けて行きました。
最近思うんですが2Fにキッチンって相当無理があるんやと感じます。
しかもそんなトコって大抵の場合、排水管の定期清掃をしてませんから…
現場からは以上です。
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