奈良市あやめ池南より【トイレ詰まり 洗面所やお風呂を流すとゴボゴボ音がするって状態】って依頼が舞い込んできました。
もう少し詳しく言うと【排水管が詰まっていると考えられるんでワイヤーで通管してもらえませんか？】との事です。
同業他社の方からの応援要請なんですが山川設備の装備で何とかしてほしいとの事で電動フレキシロッダーＣＲＥの作業を希望です。
では、この現場がどんな感じの現場やったんか詳しく解説して行きます。
まずは状況確認から
【到着時の状況 トイレ詰まり】
連絡を受けた時点で『どこからワイヤーを入れます？』なんて話をしててトイレ側からワイヤーを入れる事は決まっていました。
到着時には既に便器は外されておりすぐにでも電動フレキシロッダーＣＲＥで作業が出来る状態でした。
【排水アジャスターの状態】
排水アジャスターを見る限りは特に水が溜まっているのは見つかりませんでした。
恐らく排水管の奥の方で詰まっているのかなぁ〜って感じです。
電動フレキシロッダーＣＲＥで通管作業
【電動フレキシロッダーＣＲＥで通管作業】
今回は分譲マンションの２階と言う事もあり電動フレキシロッダーＣＲＥを準備しました。
メイン管からのアプローチするならＦＲＥよりＣＲＥの方がパワーがあるので仕事が早いんです。
【１０ｍｍワイヤーにグリスカッター３７】
さて、電動フレキシロッダーＣＲＥに１０ｍｍワイヤーを装備してヘッドを選ぶんですが先発にブレードカッター５７で行こうとしたんですが排水アジャスターの径が狭く断念。
そこでグリスカッター３７に付け替えて通管作業をして行きました。
汚水管の詰まりなんで汚物やトイレットペーパーの塊を崩してあげれば一気にドカンと流れて行きます。
実際には異物に触って崩して行くとボトンと手応えがありました。
通水テスト
【トイレットペーパーを流す通水テスト】
まずはお風呂に水を溜めて洗面所からとトイレ内にある手洗いの水を出しっ放しにします。
お風呂の水が溜まったら一気に流して状態を確認します。
音的にも問題がなかったんで便器を復旧させトイレットペーパーを流す通水テストをしました。
水とトイレットペーパーを交互に流して問題ないかの確認をしながら水漏れ確認をして作業は終了です。
まとめ
そんな訳でいかがでしたか？排水桝が分かってたらそちら側から高圧洗浄機で洗管作業して詰まりを解消させるんですが排水経路が分からない場合はトイレの排水管からワイヤーを通して詰まりを解消させます。
簡単そうに見えて排水経路が分からずワイヤーを通して行くのはなかなかリスクがあるんですがこれが最善の方法やったと思います。
ちなみに便器を外さずワイヤーを入れるのは割れるリスクがありますから余程の事が無い限りやりませんし、やるならバリュー・オーガってパターンになるんで距離がしれてます。
現場からは以上です。